クリスマスの悲劇 日本人の8割は「クリぼっち」と判明
クリスマスひとりぼっち、略して「クリぼっち」は圧倒的な多数派?
クリスマスといえば、その由来はさておき、日本では「リア充度」が試されるイベントとして定着している。
恋人と特別な夜を過ごす男女、大切な家族とローストチキンを囲み、サンタに扮する父親。いずれも持たざる者には味わえない幸せなひとときだ。
こうした風潮に業を煮やしてか、ネットではたびたび「クリスマス中止のお知らせ」といったコピペが出回ることも。また、「クリスマスひとりぼっち」を略した「クリぼっち」という言葉も使われている。
しかし、世間一般のクリスマスは、実際どのように過ごされているのだろうか?
画像をもっと見る
■男女とも8割前後が「大好きな人と過ごせない」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1371名に調査したところ、「今年のクリスマスは大好きな人と過ごせる」と回答したのは、女性で4人に1人。男性は2割を下回った。
全体の8割は、「クリぼっち」か仕事に追われているか、たいして好きでもない人と過ごしていることになる。
関連記事:家でネットはまだマシ!もっともツラい「Xmasの過ごし方」は…
■未婚者のクリぼっち率は9割
この結果は、既婚・未婚で3倍近い差が開いた。
既婚者で「大好きな人と過ごせる」と回答したのは、およそ3割。夫婦や子供にプレゼントを贈るなど、恋人同士とはまた違う幸せを感じているのだろう。
一方、好きな人とクリスマスを過ごす予定の独身者は、わずか1割。クリぼっちは圧倒的な多数派だ。「カップルがいちゃつくクリスマス」は、もはや幻想と言ってもいい。
関連記事:「クリスマス二股率」が判明!高学歴と「先生」には要注意
■直前で焦るのは意味なし?
クリスマスイブはいよいよ今週に迫り、「今からでも好きな人をつくりたい!」と焦る人もいるかもしれない。だが、ちょっと待ってほしい。
「1ヶ月以内にセックスをした人」の4割が、大好きな人とクリスマスを過ごす予定なのに対して、最近セックスをしていない人では大きく下がって1割台。
つまり、少なくとも1ヶ月以上の愛を育んでいるからこそのクリスマスデートであって、直前で焦っても可能性はかなり低そう。「幸せな人はごく一握り」という事実を心の支えに、この日を乗り切りたい。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代男女1371名