「おでんがおかず…だと?」主食派がおかず派を論破する
冬の寒い季節、おでんを食べる機会も増えてきたことだろう。それにともない、おでんの「食べ方」が毎年のように議論になるのをご存知だろうか?
今年もすでに、あちらこちらで聞こえてきている。
https://twitter.com/negitas2525/status/677061716635586560
あとおでんをおかずにご飯食べるとかないわ…ほんとやめてほしい…
— 楽したろう (@tukitukare) December 16, 2015
https://twitter.com/Jo_Jyaku/status/676769335700885504
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■「おでんは主食派」は少数だと判明!
しらべぇでは、全国の20代〜60代の男女1371名を対象に「おでんは主食で、おかずにならない」と考える人の割合を調査。 すると、全体では1割程度と、おかずになることに否定的な人が少ないとわかった。
9割もの人は、おでんがおかずの一員として食卓に並ぶことに、なんの抵抗もないようだ。
はんぺんだって、ごはんに乗せて食べるぞ! 最後には、ごはんをつゆだくにして食べるという人も。
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■「主食派」と「おかず派」をバトルさせてみた結果…
ここで、おでんをこよなく愛する男性と、おでんはあくまでもおかずだと思っている女性に、語り合ってもらうことにした。
(おかず派)「うちの家庭では、昔からおでんはおかずのひとつ。おでんだけで出されたことは一度もないです」
(主食派)「ふーん」
(おかず派)「それだけで出されても物足りなくないですか? 絶対、飽きてくると思うんですよね。あと、白飯はマスト」
(主食派)「まあ、一言で言うとありえないですね(笑)だって、白米にはんぺん乗せるんでしょ? 気持ち悪いでしょ」
(おかず派)「そ、そこまで言わなくても…」
(主食派)「おでんって、それだけで成り立ってるじゃないですか? 野菜もあれば、練り物もあり、完全食。なのにご飯の上に乗せるなんて、侮辱以外の何物でもないですよね。それとも、よっぽど味覚が弱くて白米がないと何も感じないとかでしょうか?」
(おかず派)「いや、そういうわけでは…出汁の染み込んだおでんをご飯に乗せたら、ご飯にも染みて美味しいじゃないですか」
(主食派)「…はぁ。そもそも、あなたにとっておでんって何ですか?」
(おかず派)「そんな哲学的なこと言われても…(答えられない)。あ、もしかして、お鍋にもごはんいらない派ですか? 鍋の具材だけ食べる?」
(主食派)「いや、お鍋にはご飯マストでしょ(笑)」
主食派の強烈なこだわりゆえ、おかず派よりも優勢といった感じだろうか…。
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■関東は「主食派」が2割も、関西・九州では1割以下!
ちなみに、都道府県で比較してみたところ、東京都・埼玉県・千葉県の関東圏では「おでんは主食派」が2割いたのに対し、大阪府と福岡県では1割を大きく下回っている。
おでんは屋台で手軽に食べられる軽食として関東で広まり、関西に伝わったと言われている。上記のグラフように地域で違いが見られたのも、伝播していく過程でさまざまな食べ方が生じたのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名