「こびとさん」で脱ストレス?電磁波不信の解決にも!
「あれ、ボールペンがない。誰だよ、使ったら元に戻してよ!」
と憤り、ふと自分の胸ポケットに目をやると、ちょこんと収まっている。ボールペンのみならずホチキスから電話の子機に至るまで、あるべきところにあるものがないというのは、よくある出来事だ。
そう。だらしない誰かの仕業ということもあるが、「自分のうっかり」だったということも。
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■4人に3人は「自分を疑う」傾向に
しらべぇ編集部の調査によると、「なくし物をしたときに、ほかの人を疑ったことがある」という人の割合は28.6%。一方で4人に3人は、なくし物を「自分のうっかり」だと考えて対処する傾向にある。
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■「電磁波不信派」は人間不信?
さらに調査を進めると、4人に1人いる「他人を疑う」傾向にある人は、「スマホや電子レンジから出る電磁波が気になる」傾向にあるということもわかった。
「他人を疑う」傾向にある人では「電磁波が気になる」人の割合が26.0%に達する。「他人を疑わない」傾向にある人では、その半分以下の11.1%にとどまった。
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■律儀も過ぎると及ばざるがごとし
電磁波そのものは自然界に存在するもので、医療や通信の分野で幅広い利用がある。電子レンジやスマホも電磁波の性質を活用し、私たちの生活をより便利にすることに一役買っている。
なのに電磁波に不信を感じる人が一定数いるのはなぜだろう。それは「電磁波の役立ち度は分かるけれど、それそのものが何なのかよく分からない」からではないだろうか。
見えないモノを疑う余り見えないモノを恐れるざるを得ない状況下で、ストレスをためているということなのかもしれない。
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■「よく分からないけど便利」じゃダメ?
そんなときは、目に見えない「こびと」のせいにしてみてはどうだろうか。電子レンジは、中のこびとが、冷やご飯をしゅっしゅとこすって温めてくれる機械。
スマホで会話するときは、文字を背負ったこびとが大名行列をつくり、わっせわっせと超高速で先方まで運んでくれる。あるべきボールペンがそこにないという事象も「こびとのいたずら」だと思えば腹も立たない。
冷やご飯の加熱や愚痴にあふれたメールを運ぶのに疲れたこびとが、気まぐれを起こしたに過ぎないと思えばよい。
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■究極!「こびとさん」打開策
世の中には、分からないことがたくさんある。電磁波の利用シーンでは、宙に浮いたまま時速500キロメートルで走行する「リニア新幹線」が登場しようとする時代もすぐそこだ。
ちゃんと分かりたくても機会が限られ、忙しくて時間もない。ならばいっそ「見えないこびと」のせいにして便利さだけを享受してみるのはどうだろう。
ストレスを打開するひとつの方策にできるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・上泉純)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名