【泣ける】実際にあったクリスマスの鬱すぎる話
今週は、いよいよクリスマス。日本全国のカップルがイチャイチャしたり、キャッキャウフフしたりする幸せに満ちた日です。しかし、世の中にはクリスマスを幸せに迎えられるカップルだけではないようです。
「いまでもあのクリスマスを思い出すと涙が止まらないんだ」と語るのは、札幌市在住の40代男性Aさん。彼は十数年経った2015年にも、クリスマスに起きた悲しい彼女との別れを忘れられないとのこと。
いったい彼の身に何が起きたのでしょうか? 詳しく話を聞いてみると、涙が止まらない鬱すぎる話を語ってくれたのです。その内容は以下のとおり。
■Aさんが語る悲しい別れ
「当時大学生だった私は、入学のための学費を借りた借金を返すためコンビニでアルバイトを週5でしていました。
毎月の生活費は3万円から5万円程度と、よくある貧乏大学生レベルだったのですが、そんな貧乏生活に黙って付き合ってくれたのが、当時付き合っていた同い年の美香(仮名)。
食費を浮かすため吉野家の牛丼が割引中は2個買って1個を持ち帰り牛丼焼き飯にしたりと貧乏が染みついた私を見ても、いつも笑顔だった彼女は、まさに当時の私にとって天使のような存在でした。
冬は光熱費を浮かすために日が当たらない夜はマクドナルドで暖を取ることが多かったのですが、あのクリスマスも同じでした。
天皇誕生日にスロットで負けた私は金が無く美香へのプレゼントが買えなかったため、実家の仏壇からろうそくを1本抜いてマクドナルドの激安バーガーに立て、ケーキ代わりにして2人でコーンスープを飲むことにしました。
すると、いつものクリスマスは何も言わなかった美香が、『いい加減にしてよ! クリスマスもマクドナルドで毎年過ごす私の身にもなってよ! もうアナタとは付き合いきれない! さようなら!』と涙を流しながら怒ったのです。
さすがに私もヤバいと思い『ごめん! じゃあ来年から奮発してモスバーガーにするから!』と誠心誠意謝ったのですが、そのまま店を飛び出して彼女は帰ってきませんでした。それから連絡は一切取れなくなりました。
傷心のまま次の日にバイトしたコンビニでは、ケーキがメチャ余って2個ホールで買わされたため、正月までショートケーキ三昧でした。いまでもその辛かった数日間は、スロットを打つたび思い出します」
なんだかAさんのクズ行為が重なって別れただけな気もするが、大学生の若気の至りで起きた悲しい別れなのだろうか。
いったい美香さんはいまどこで何をしているのかAさんは気になっているらしいので、もし見覚えのある人がいたら良ければ連絡して欲しい。
(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)