「女性の6割が大食い男好き」に恐怖する男性たちを直撃
「いっぱい食べる君が好き 大きな一口～」と昔、CMで流れていた曲を覚えているだろうか？ 子供だった当時、聞いていた人も多いと思われる。
あの頃は「そうなんだ！おかわり！」と無邪気にママにお皿を差し出していたものだが、大人になった今でも、男子の中にはママではなく彼女に「いっぱい食べることを求められている」人もいるらしい。
■女子の6割は「いっぱい食べる男子は魅力的」
アンケートサイト「マインドソナー」では、全体の42％が「たくさん食べる男子は魅力的だと思う」と回答。しかし、女性に限定すると、実に62％が「魅力的」と答える結果となった。
「魅力的」と答えた女子に話を聞いてみると…
「やっぱり、男らしいって感じがする。同年代と付き合うので、むしろ『男のくせに小食とかありえない』ってカンジ」（20歳・女子大生）
「大食漢ってだけで美味しそうに食べてる気がするじゃないですか。小食の彼氏とか、もし私が料理作ってもあんまり食べてくれないのかなとか思っちゃいます」（26歳・雑貨屋）
「自分のほうが食べるって状況が嫌ですね。でも、ずっとたくさん食べるままだと、おじさんになった時に太るから、その頃には落ち着いていてほしい」（23歳・IT）
これだけジェンダーレスになっている時代で「いっぱい食べる」＝「男らしい」というのも少し単純な気もしないでもないが、異性には自分にはないものを求めているということなのだろうか。
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■小食系男子の苦悩3選
しらべぇ取材班が「小食系男子」たちにインタビューを行った結果、さまざまなエピソードが集まったが、今回はその中でも厳選した3つのエピソードを紹介しよう。
「自分はそもそも食に興味がないんです。たとえ夜勤明けで猛烈にお腹が空いている時でも、ラーメン屋で大盛を頼んだら3割完食時点で食欲は失せて、5割で大盛注文を後悔し、7割でお腹がはちきれそうになり、完食した頃には吐き気がしているみたいな感じです」（21歳・大学生）
「女の子とデートに行くときは、朝から何も食べずに行きます。ただでさえ小食な上に、食べるのも遅いんで90％以上の確率で相手を待たせるんですよ。軽く飢餓状態くらいでちょうどいいんですよね。でも前の日の晩から抜いていた時は、急に食べたせいか胃がびっくりしちゃってレストランの中でピクピクしちゃったことがあります」（25歳・編集者）
「この世で一番嫌いな言葉は『食べ放題』です。元が取れないから、『損をしに食べに行ってる』って感じなんですよ。なのに『ほら、もっと食べなよ！』って言われる。僕はこれを『食ハラ』と呼んでいます」（28歳・医者）
「小食系男子」たちは偶然か、みなスリムな体型だったが、それには理由があったようだ。女子のみなさんには、『食ハラ』には注意してほしいところである。
（取材・文／しらべえ編集部・岡本拓）
