【非リアに朗報】クリスマスを家族と過ごす人は恋人の4倍
街はすっかりクリスマスムード。
「クリボッチ(クリスマスにひとりぼっち)」という言葉の登場や、ファッション誌を賑わす「クリスマスまでに恋人をゲットする方法」といった類の特集を見ると、日本人にとって恋人と過ごすクリスマスがいかに重大な意味をもっているかがわかるだろう。
しかし、そんな聖なる夜、実際に恋人と一緒に過ごすという人は一体どのくらいいるのだろうか?
■およそ半数が〇〇とメリークリスマス!
しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」を使って調査したところ、クリスマスは家族と一緒に過ごすという人が半数を占めた。
恋人・友人と過ごすと回答した人と比べてみると、およそ4倍もの差をつけて圧勝。一般的に描かれる理想のクリスマスを過ごす人はきわめて少数派だったようだ。
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■非リアに朗報!家族クリスマスはむしろ王道!
同様に、恋人とではなく家族と過ごすクリスマスを寂しいと思う人の割合を調査。すると、「寂しい」と回答したのはわずか8.2%だった。
「クリスマスは恋人たちのリア充イベント」というイメージが先行しがちだが、実際はそうではない様子。家族と過ごすからといって「今年のクリスマスは恋人なしで寂しい」と肩を落とす必要はないのかもしれない。
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■クリスマス=恋人は日本特有?
一方、海外では家族と過ごすほうが一般的なクリスマス。イギリス出身で日本に来て約20年のクリスさん(仮名)は、日本とイギリスのクリスマス文化の違いについてこう語る。
「日本のクリスマスはイギリスほど商業的な感じではないし、人が買い物にめちゃめちゃ夢中になるということもない。やはりクリスマスは家族と過ごすものさ。日本では妻の家族を家に招待してパーティーをすることが多いけど、イギリスでは他にもたくさんの親戚を呼んで大勢でワイワイ過ごすよ」
「クリスマスは恋人の日」という、日本特有のイメージが薄まる一方で、「クリスマスは家族で過ごすもの」というイメージが浸透する日も、そう遠くはないのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・渡辺夏実)