【大阪じゃない】粉物好きとして浮上した意外な地域とは？
関西人は無類の粉物好きとして知られている。
「お好み焼きをおかずにご飯を食べられるのは関西人だけ」「炭水化物と炭水化物を食べ合わせられる関西人が信じられない」といった声を関東在住の人から聞かれることがあるが、これは本当だろうか？
しらべぇ編集部では複数の粉物料理について「晩ごはんのおかずとしてあり？なし？」をたずねる調査を実施した。
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■「大阪人は粉物好き」案外そうでもない？
大阪と全国平均と比べると、たこ焼き・お好み焼き以外はほとんど変わらない結果に。「大阪には1家に1台たこ焼き器がある」という都市伝説が一部に存在するが、たこ焼きをおかずとして食べることには、半数以上の大阪人は抵抗があることがわかった。
また、そうめん・うどん・そばについては、大阪と全国平均ではほとんど差がない。
もしかしたら大阪人は、粉物よりもソースが好きなのかもしれない。
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■もうひとつのお好み焼きの聖地・広島では…
大阪と並んでお好み焼きで知られる広島県ではどうだろうか。
ご飯のおかずとしてのお好み焼きを「あり」と答えた人は、大阪を大きく下回り全国平均よりも低くなった。
一般的に広島風お好み焼きは関西風に比べて炭水化物の量が少ないにもかかわらず、炭水化物と組み合わせて食べるのは抵抗がある人が多いという、逆説的な結果となった。
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■「粉物×ご飯」NGだけど◯◯だけなら…
すべてではなく特定の粉物であればOKというエリアもあった。
京都・兵庫はうどんが、福岡はお好み焼きのみが全国平均よりも突出して高くなっている。これらのエリアでは、粉物が好きというよりかは、その食べ物が人々の生活により密着しているというのが妥当であろう。
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■意外な粉物好きエリアが判明！
さらに分析を進めると、意外な地域が粉物好きエリアとして浮かび上がった。
北海道はそうめん・うどん・そばで、全国平均より「あり」と答える粉物好きが多いエリアだ。こういった都府県はほかにはなく、北海道民こそが「真の粉物好き」であることを示唆するデータといえよう。
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■北海道は粉物の生産地！
北海道は全国の小麦生産量の7割以上を占める「小麦大陸」である（農林水産省の発表より）。小麦が身近にあることで、「粉物×ご飯」の組み合わせが受け入れられやすくなっているのかもしれない。
（文／しらべぇ編集部）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年11月20日～2015年11月24日
対象：全国20代～60代の男女計1350名
