キルフェボンにも採用!幻の『くろいちご』が激ウマい
とちおとめにあまおうなど、さまざまな品種のあるフルーツといえば『いちご』。最近は真っ白な『白いちご』が話題となったが、じつは『くろいちご』も存在することをご存じだろうか?
くろいちごは関東だとおもに千葉県で生産されており、『真紅の美鈴』とも呼ばれているそうだ。気になるお味を確かめるべく、くろいちごの生産農家へ訪れることにした。
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■くろいちごの里は千葉にあり
訪れたのは千葉県茂原市にある、くろいちごの里「浦部農園」。ここで作られるくろいちごは、パティスリー「キルフェボン」のタルトに採用されており、品質が特に優れていることで知られている。
タルトだと1ピース1000円以上するが、こちらで直接購入すると1パック700円と割安。パックに詰められたくろいちごを見てみると、確かに普通のいちごと比べてかなり黒い感じがする。
ただ、真っ黒というワケではなく、やや黒多めなワインレッドといった感じの色だ。香りをかいでみると非常に良いいちごの香りがし、味についても期待できそうである。
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■くろいちごは最高にウマかった!
さっそく購入して自宅に持ち帰り、普通のいちごと色を比較すると、その黒さがよりよく分かる。なかを割ってみると、中心は鮮やかな赤色で非常に美味しそうだ。
たまらず一口食べてみる…! こ、これはっ! 非常に酸味はおだやかで、強い甘さといちごの香りが口いっぱいに広がってウマーーーーい!!
これがくろいちごか! とにかく香りと甘味が素晴らしい。キルフェボンがタルトに採用した理由が良く分かる美味しさである。2パック買ったがすぐに家族全員でペロリとたいらげてしまった。
今回くろいちごを購入した浦部農園のご主人にお話を伺うと、12月中旬からとれはじめ、来年1月ごろには収穫のピークを迎えるとのこと。
非常に人気の高い品種なため予約はしたほうが良いと思うが都内からのアクセスも比較的良いので、いちご好きはぜひ年明けにでもくろいちごを浦部農園へ買いに行ってみてはいかがだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)