カットフルーツを買う人と「試食大好き人間」との共通点は?
消費税を10%に上げる際に、食べ物にかかる税率をどこまで8%に留めるかについて、議論が白熱している。
たとえば、魚を丸ごと買うと8%だけど、お刺身盛り合わせなら10%。果物そのままなら8%でも、カットフルーツでは10%となれば、スーパーの売り場は混乱しそうだ。
どうやら食品は一律に8%として、レストランなどで外食する場合に10%を適用する方向になりそうだ。
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■女性が購入するカットフルーツ
しらべぇ編集部が、スーパーやコンビニなどで販売されている「カットフルーツ」を購入したことがあるかを聞いたところ、20~60代の男女1,371人中「ある」と答えたのは48.5%だった。
30代女性の65.5%を始め、おおむね女性で「ある」と答えた人が多い。一方、男性は最も多い50代でも半数に留まっている。
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■試食に釣られて購入?
スーパーなどで試食をする人としない人とでは、カットフルーツの購入経験に大きな違いが出た。
「スーパーなどの試食コーナーで試食をすることがある」と答えた人では、約6割がカットフルーツの購入経験があるのに対し、試食をしない人では6割以上がカットフルーツを買っていない。
スーパーの青果売り場で、カットフルーツの試食を勧めることが多い。試食に釣られて、ついカットフルーツを買ってしまう人が少なからずいそうだ。
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■年収での大きな差は見られず
カットフルーツを購入する大きな理由が「手軽」や「便利」だ。パイナップルやスイカは、丸ごと持ち帰るのも、包丁で切るのも一苦労。さらに皮の部分をゴミに捨てるのも面倒と思う人は多いだろう。
ただしその分、カットフルーツが割高なのは否定できない。では高収入な人にカットフルーツを買っている人が多いかと言えば、そうでもなさそう。
たしかに高収入の人に「カットフルーツを購入したことがある」と答えた人は多めながら、平均を5~8%上回ったにすぎない。
「お金持ちは無駄遣いをしない」のように言うことがある。収入があるからと言って、お金で手間をはぶく人ばかりではないらしい。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1371名