滝沢カレンを笑えない?日本語が苦手な自覚アリな人が続出中

2015/12/28 07:00

©iStock.com/zhudifeng
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12月21日、テレビ朝日系列『中居正広のミになる図書館』にJJ専属モデルの滝沢カレンが出演、その際に衝撃の日本語力の低さを露呈し、視聴者を唖然とさせた。

この日は、滝沢がリポーターとなって原宿のカフェを取材し、きゃりーぱみゅぱみゅのような衣装のカラフルな店員さんや、個性的すぎるメニューなどを紹介。

しかし、そのあまりにもおかしい日本語のため、内容が頭に入ってこなかった人も多かったようだ。

https://twitter.com/kipkip0531/status/679308975272103936

https://twitter.com/pinkpanda0818/status/679655228107436033

ウクライナ人を父に持つ滝沢カレンだが、日本生まれ日本育ちの正真正銘の日本語ネイティブ。普通に日本で育ったにしては、極端におかしな日本語遣いと言えよう。

しかし、滝沢カレンだけでなく、一般の人々の中にも「日本語が苦手」と内心感じている人がいることが今回、しらべえの調査で判明した。



 

■4人に1人は日本語力に自信がなかった…

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アンケートサイト「マインドソナー」によると、「日本人だが日本語が苦手だと思う」と答えた人は全体のおよそ4人に1人。滝沢カレンのように極端でなくとも、内心苦手意識を持っている人は想像以上に多いようだ。

該当者に話を聞いてみると…

「話してる途中で、頭の中がこんがらがって何話してるかわかんなくなることが結構ある」(23歳・女性)


「東京出身なのに、日本語のイントネーションがおかしいと言われる」(19歳・女性)


「ボキャ貧な自覚はある。ただ、仲間ないでは『ヤバい』『スゴい』でやっていけるので、ヤバさは感じてない」(21歳・男性)


といった声も。


関連記事:日本語学習者が受験する「日本語能力試験」 その最難関レベルの問題とは?

 

■日本語が弱い人向け!見直しポイント

そこで、そんな「日本語が苦手な人」向けに間違えやすいポイントをいくつか教えよう。滝沢カレンも実際、番組内で度々間違えていたポイントである。


①助詞に気をつける

「が」「の」「は」「を」「に」などの助詞は、間違えると一発アウト! たとえば「私は田中太郎です」と言うべきところを「私を田中太郎です」と言ってしまったら、間違いなく「日本語弱い」認定されてしまうだろう。


②最低限のことわざ、慣用句は覚えておく

「石の上にも三年」「犬猿の仲」「馬の耳に念仏」などの簡単なことわざ、慣用句は『学校で習わなくても、普通に生きていれば自然と覚えるもの』と思われがち。小学生の甥っ子が読み始めた「ことわざ辞典」でも読んで勉強してみるのがよい。


③言葉の組み合わせを独創的にしない

滝沢の個性がもっとも現れているポイントだが、これも②の延長線上の間違い。周囲の大人たちの会話を聞いて、復唱するのが克服方法だ。


④変に難しい言葉を使わない

日本語力にコンプレックスがある人の中には、あえて難しい言葉を使うことで「頭がよい印象」を持ってもらおうとする人がいるが、これは逆効果。頭のいい人ほど「難しいことを簡単に伝える」努力をしている。


⑤敬語と受け身の違いを理解する

敬語の「~される」と受け身の「~される」は、響きこそ同じだが意味は違う。ここを間違えると来日したての外国人みたいになってしまうので気をつけよう。


なお、過去に滝沢は『踊る!さんま御殿!!』に出演した際に「持ってくものは持っていかれるし、持っていかれないものは普通にしてますよ」と発言。

これは「敬語」と「受け身」と「可能」がごっちゃになるという、さらにワンランク上の間違いであった。円滑なコミュニケーションのためにも、日本語はきちんとしておきたいものだ。

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

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