コミケの次期開催地は『富士山』説も?長渕剛ライブと同時開催か

2015/12/28 17:00


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毎年夏と冬に東京ビッグサイトで開催される、日本最大の同人誌即売イベントといえば「コミックマーケット」(通称コミケ)である。

先日コミケ常連の男性に「オリンピック時期のコミケはどこで開催しますかね?」と聞いたら「大阪・西成」と教えてくれたので記事にしたのだが…。

多数の読者から「んなわけねーだろヴォケ!」とお怒りの言葉を貰ってしまったので、再度「ちゃんとした開催場所候補教えて下さい!」と聞いたところ、今度はまともな回答を得ることができた。

なんとその場所は最近世界遺産にも登録された、日本でもっとも高い山『富士山』らしい。野外でコミケはムリなような気がするんだけど…と半信半疑でくわしい理由を聞いてみると、以下の答えが返ってきた。



■長渕剛ライブをコミケ前日にやり徹夜組を無くす

まず富士山でやる場所なんですが、基本の会場を2015年の長渕剛10万人ライブを行った富士山のふもとにある超巨大キャンプ場『ふもとっぱら』で開催するんです。


コミケ期間中もライブで設営された飲食ブースやトイレをそのまま使うことでコスト削減にもなり、前日に長渕ライブをやることで毎年問題になっている“徹夜組”を無くすことができます。


長渕ライブをやると周辺は通行止めになるのでランボーでもないかぎり突破するのはムリですし、それでも行きたい人はライブに参加してそのまま居座るしかなくなります。


万が一突破できてもチケットが無ければイカツイ長渕ファンたちに「セイッ!」と追い返されるのが関の山です。そのため長渕さんのライブに来る客数の増加も見込め、徹夜組の数も減りいいことづくめなんです。


もし長渕ライブとコミケを同時期に開催できたら、10万人ライブではなく50万人ライブにすることも夢ではないと思いますよ。


関連記事:コミケの次期開催地は『大阪・西成』が有力?常連が語る理由とは

■キャンプ場なので無数にテントをはれる

また、ふもとっぱらはキャンプ場のため無数にテントをはれることもコミケに適している理由のひとつ。完全屋外はムリですが、各サークルでテントをはることでほぼ屋内と同じように出展できます。


長渕ライブ時のように大量にバスを出せばアクセスも良くなりますし、近くにホテルや別のキャンプ場などの宿泊施設もたくさんあるため、事前の準備に関しても容易にすることができるでしょう。


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■人気があるサークルほど富士山の頂上に近い場所で出展する

ほかにもふもとっぱら以外で出展する場所としては、富士山の五合目から頂上までの各地に出展場所をつくるのが良いと思います。コスプレイヤーが集まる場所も高い場所でやるべきです。


そうすれば卑猥な恰好のコスプレは寒くてできませんし、ローアングラーもレンズが曇ってしまうので参加できないためモラルの向上につながります。


出展の詳細については、そこそこ人気のサークルは五合目にブースがあるけど、かなり人気のサークルの出展場所に行くには七合目まで行かなければならないとか…。


そして最強に人気のサークルは、もっとも高い位置にある富士山頂上浅間大社奥宮で出展するのです。人気サークルなら金持ちだと思うのでヘリで作品を運べばOK。まったく問題ありません。


そこまでたどり着くのが大変だという意見もあるでしょうが、人気サークルの同人誌をゲットするのは非常に大変だということで、希少価値もさらに上がりいいことづくめ。


完全装備のオタクたちがビバークしながら激レア同人誌を手に入れるため神の頂を登る…まさにクールジャパンじゃないですか! さらに神聖な場所でコミケをやるというインパクトで、海外にもクールジャパン文化を伝えることも可能です。素晴らしくありませんか?


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■万が一、行倒れになってもオタク界のネ申に…

いいことづくめの富士山コミケですが、じつは冬の富士山は危険なため通常は登ることができません。ですがコミケのために開けて参加者が登るとなると、最悪の場合行倒れになってしまう可能性もあるでしょう。


しかし、激レア同人誌を手に入れるため富士山で亡くなったとしても、おそらくほかのオタクたちはその素晴らしい勇気を称え、オタク界の伝説として未来永劫その勇敢な行いは語り継がれるはずです。


富士山で開催することで、コミケは単なる同人誌やグッズを買うイベントではなく、勇者が生まれる聖なる催しに変わるのです。ぜひ準備会には富士山コミケを検討してほしいと思います。


以上が再度コミケ常連の男性に聞いた『富士山』が次期コミケ開催地に有力な理由である。夏ならまだ涼しくて良さそうだが、冬にやるのはさすがにヤバすぎる気も…。

取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ

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