【桃太郎ナンパ】キビ団子で仲間は作れるか原宿で検証
日本の有名な童話のひとつ、『桃太郎』。昔話における三大太郎(桃太郎・金太郎・浦島太郎)のひとりに挙げられ知らない人はいないほどの高い知名度を誇る。
そんな桃太郎が鬼退治に行く際、「お腰に付けたきびだんごひとつ私にくださいな」とイヌ・キジ・サルが仲間に加わるシーンがある。しかし、「きびだんごひとつで仲間になる奴ほんとにいるのか?」と一度は誰もが考えたことであろう。
そこで、若手お笑いコンビ「グッバイナイトフィーバー」のふたりの協力のもと、ファッションの街、渋谷は原宿にて「桃太郎」同様にきびだんごをたずさえて仲間を探しを行った。
実験方法は、グッバイナイトフィーバーのふたりが原宿の竹下通りを渡り切る前に何人が声をかけてくれるかを待つというもの。
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■いざ出陣!
早速きびだんごをかかげ、竹下通りを「桃太郎さん♪ 桃太郎さん♪ お腰に付けたきびだんご…」と歌いながら帆を進めた。
「この人たち何してるの?」「なんだろね?」と親子の会話が聞こえてくる。冷たい視線と冷たい冬の雨風が身に染みる季節だ…。 そんな時、ちょうど中ほどに指しかかったあたりで後ろから声がした。
「お兄さん、コッチ来て! 何してるの?」と外国人の方が…仲間になりました。
どうやら桃太郎自体を知らないようで、興味本位で声をかけてくれたとのこと。しかしその後一切声はかけては貰えなかった。
【実験結果】
外国人一名が仲間に加わった。 ひとまず、結論として「冷たい視線を浴びるが、きびだんごを持っているだけで仲間ができる」ということが判明する結果に。
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■きびだんごナンパで勝率UP?
「きびだんごを持っているだけで仲間ができるなら、ナンパをしたとしたら…」 と考えた取材班は、早速検証を行うことに。
実験方法は「きびだんごあげるので友達になりませんか?」と女性に声をかけるというもの。ナンパの経験がないというふたりは、声を震わせながら声をかけた。 「すいません。きびだんごあげるので…」
なんと! 一人目でいきなりナンパ成功! 「すげぇーよ!桃太郎!」と、興奮を抑えられないふたり。 桃太郎ナンパの勢いは止まらない。
次から次へと仲間が増えていく。
笑顔で受け取ってくれる人も多数見られた。 そんな時、ダンス中の女性を発見! 真昼間の竹下通りで優雅な舞を披露する…戦闘力は高そうだ。鬼退治の強力な戦力になるはず。これは必ず仲間にせねば!
無事成功。我々、取材班の熱意に負けたそうだ。ここで我々の感じたことは「ナンパ成功してラッキー!ではなく、必ず成功させるという熱意が大事なのでは」ということ。
最初こそ、竹下通りで声掛けをしていくことに緊張感を持っていたせいか、うまくいかないこともあったが、「絶対成功させる!」と思った瞬間から、状況は一変した。
桃太郎もきっと同じように、鬼退治に行くという目的意識が明確で、「絶対退治するんだ!」と思って行動していたために、犬・猿・きじの仲間ができたのだろう。 きびだんごも残りわずか、そこに現れたのはマスクを被った人物。
何とか成功したが…驚くなかれ、声が男だった!
【実験結果】
25名のうち12名が仲間に加わった。ナンパの成功率としては高成績ではないだろうか? 友達になってくれた方に「なぜ友達になってくれたのか?」と聞いたところこんな意見が見られた。
鬼ヶ島へ行く最強の仲間を探すのもよし! ナンパに行くのもよし! このデータをどのように使うかはあなた次第だ。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)