【2015年風邪ひき率調査】「バカは風邪ひかない」は嘘だった
年末年始、帰省や年賀のご挨拶、親戚の集まりなどもあって、風邪をひきたくない大切な季節だ。しかし、厳しい寒さから体調を崩しがちな人もいるだろう。
この一年、どれくらいの人が風邪をひいたのだろうか? しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1353名を対象に調査を実施した。
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■一度もひかなかったのは3人に1人
身近な病気ということもあり、およそ7割は少なくとも1回は風邪に悩まされたようだ。一方、3割を超える人は今年一度も風邪をひいていないとのことだが、古くから「バカは風邪をひかない」という言葉もある。
3割の人たちは「バカ」なのだろうか?
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■年収が高いほど風邪をひかない?
今回の調査結果を見ると、むしろ「バカ」とは正反対の人たちのほうが風邪をひきづらい可能性が伺える。たとえば、今年風邪をひかなかった人の割合はほぼ年収と比例し、年収1000万以上の層では5割に迫った。
ビジネスで成功している人たちは、「バカ」ではない可能性が高い。では、あの言い回しは、まったくの嘘なのだろうか…?
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■恋愛バカ・仕事バカは風邪をひかない?
じつは、高年収層と同様にあきらかに風邪をひきにくい人たちが見つかった。
「自分はモテる」と考える人、「休日より仕事しているときのほうが好き」と答えた人たちは、それぞれ2015年に風邪をひかなかった割合が5割前後。そうでない人と比べて20ポイント近い差が開いている。
「病は気から」とも言われるが、熱中できることがあると風邪くらいなら気合で乗り切ることができるのか。今回の調査結果を踏まえ、しらべぇ編集部からは「恋愛バカ・仕事バカは風邪をひきづらい」という新しいことわざをご提案したい。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名