「患者の悩みをスルー」医師の対応を不快に思った人が多数
体調が悪く病院に行ったとき、医師の態度に嫌な思いをした人はいないだろうか?
25日放送のラジオ番組『おぎやはぎのめがねびいき』で、おぎやはぎの矢作兼が、病院での診療結果や医師の対応に不満を爆発させたのだ。
■矢作、吐き気と腹痛で病院へ
23日、矢作は吐き気と腹痛が止まらない状態で、ノロウイルスや急性胃腸炎を疑っていたという。市販のビオフェルミンを服用していたが、たまらずに病院へ駆け込んだそうだ。
矢作が医師に「吐き気と下痢と…あとちょっとお腹が痛い」と説明すると、医師は腹部を触診して「ノロウイルスではないでしょうね」「ノロウイルスのときは、普通に喋れない。私と喋ってるときに吐いたりとかしちゃうから」と診断したという。
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■矢作、医師の曖昧な対応に怒り
事前にネットでノロウィルスのことを調べていた矢作は、「重いのは凄いけど、軽いのは吐かないとか書いてありましたよ」と、医師に疑問をぶつける。すると医師は「そうなんですけど、ノロじゃないでしょうね」と回答。
また矢作が「ウイルス性の胃腸炎ですかね?」と尋ねるも、「ウイルス性もいろんなウイルスがあって、微妙なんです。なんとも言えないんですよ」と曖昧な発言をしたそうだ。
矢作は結局、ビオフェルミンだけ処方されて帰宅したといい「なんだよあれ、いいのあれで?」と病院に行ったことを後悔し、「こっちは安心したくて行ってるわけじゃん」と医師への不満を爆発させていた。
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■医師の態度を不快に思ったのは7割も
矢作のように、病院での医師の対応を不満に思ったことがある人は、かなりの割合いるようだ。
しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」を使って、全国10代〜50代の男女320名に「医師の態度に不快感を覚えたことがある?」と尋ねてみると、7割が該当した。
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■医師の対応に違和感を覚えた人を直撃!
ここで、実際に医師の対応を不快に思ったことがある20代女性に話を聞いてみた。この女性は、日頃のデスクワークで眼精疲労を疑い、眼科に行ったという。
「目の痛みが数週間ひどく、パソコンの見すぎによる眼精疲労じゃないかと思って、受付でも説明しました。視力検査をして、いざ先生に診てもらうと、目の痛みには触れることなく『なにも問題ないですね』と一言発して、診察終了。
早く診察室から出て行けオーラを出していたので、私が『目が痛いんですけど、眼精疲労ではないですか?』と恐る恐る尋ねると、『20代でしょ? その若さで眼精疲労はないですよ』と嘲笑されて、ドライアイ用の目薬を処方されました。結局、目の痛みは改善されず、セカンドオピニオンを考えています」
この女性は、最後にこう述べて不満を露わにしている。
「患者の悩みをスルーする医者っているんですね。なんのための医者かわからない」
もちろん、良心的な医師も数多くいるだろう。だが、中にはこのような医師の態度に嫌な思いをする患者がいるのは、調査データを見ても珍しくないようである。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)