【年越し蕎麦も立ち喰いで】タイミングとその意味は?
1年の締めくくりの大晦日。普段あまり蕎麦を食べない人もこの日に限っては食べようと考えているのではないでしょうか。日本の文化で歳末の風物詩の「年越し蕎麦」今回は食べる意味とタイミング、そしてお勧めの年越し立ち喰い蕎麦屋を紹介しましょう。
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■なぜ年越し蕎麦を食べるのか??
そもそもなぜ年越しに蕎麦を食べるのか…
•他の麺より切れやすい事から1年の災厄を断ち切るという願いから
•昔体にいい物とされ内臓に溜まった毒を取り払ってくれると思われていて新しい年を健康に迎えようという願いから
•細工師が散らばった金箔を集めるのにそば粉を丸めた物を使った事で金運上昇の願いから
諸説あるが厄を払えて健康になれてお金が増える、年越し蕎麦ってそばらしい(素晴らしい)!!
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■どのタイミングで食べるのが正解??
来年の為の願掛けで蕎麦を食べるという事は食べるタイミングは1つしかない。
『年が明ける前』
願掛けの効果が良く効くように年が明ける直前に食べるのが好ましいと思うが、基本的には31日ならどのタイミングでもOKらしい。ただし、年をまたいで食べると厄も年をまたいでしまうのでご注意を。
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■初詣前に行きたいお勧め年越し立ち喰い蕎麦屋3選
《浅草寺》へ行く前には浅草駅地下商店街の「文殊」
味わい深いつゆとつるつる麺、旨味が凝縮された春菊がのった蕎麦は絶品。
《明治神宮》へ初詣に行く前には少し距離はあるが渋谷駅前「信州屋」
茹で立て打ち立てでコシがしっかりしている蕎麦は最高に旨い。
メニューに年越し蕎麦もある。
《新宿花園神社》へ初詣に行く前には新宿小滝橋通り沿い「そば新」
麺、つゆ、かき揚げ、全てレベルが高くハイクオリティなお店だが低価格。24時間営業の旨すぎる立ち蕎麦屋。
カップ蕎麦で年越し蕎麦をすます人も増えてきた昨今。大晦日は少し外に出て低価格で美味しい年越し蕎麦を食べられる立ち喰い蕎麦屋に足を運んでみてはいかがでしょうか。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
(文/三拍子・高倉)
※各店舗の年末年始の営業時間等詳しい事は調べてみてください。