【ゲテモノ】虫ぐらいなら食べてしまう人と出世の関係を調査
かつて、肉を食べなかった日本人にとって、いなごの佃煮や、蜂の子の炒め物などの昆虫食は、貴重なタンパク源だった。郷土の珍味として、今も根強い人気がある。味も、食べてみるとなかなか香ばしくておいしいらしい。
しかし現代人は肉や魚で簡単にタンパク質が摂れることもあり、昆虫なぞ食べてみたくもないという人も多いだろう。
そこで、全国の20〜60代男女1371名を対象に、旅行先で郷土料理を頼んで「虫料理」が出てきた場合、どうするか調査してみた。
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■虫を食べるのは8割はNG
その結果、「料理として提供されたら食べる」と答えたのは、およそ2割。ほとんどの人は、たとえ郷土の味だとしても虫料理は口にあわないようだ。
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■男性のほうが受け入れやすい?
なお男女別でみると、男性は4人に1人がOKと答えたのに対して、女性はおよそその半分。
テレビ番組ではよく男性のお笑い芸人が昆虫やゲテモノ料理を食べさせられてリアクションを取る場面があるが、そもそも男性のほうが好奇心旺盛なのかもしれない。
■好奇心は出世・成功の源かも
さらに、ある調査と掛け合わせてみると、じつに3割以上が「虫も食べられる」と答える層がある。それが、「自分は同年代の他人に比べると出世している」と答えた層だ。
また、年収別に見ても1000万円以上稼ぐ人たちが、もっとも受容性が高くなった。
郷に入れば郷にしたがえる柔軟性こそが、出世や成功の鍵なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・上江洲規子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1371名