【初詣のお賽銭】出世したいなら気持ちより金額が大事?
お正月を迎えたら神社や寺院に参拝する初詣。まずは神様に感謝して、これから始まる一年間に良いことがあるように、お賽銭をして目標や家族の平安を祈願する人も多いだろう。
このお賽銭にも金額によってそれぞれ意味がある。例えば、5円玉は「いいご縁がありますように」や、10円玉には「遠縁で縁が遠ざかる」など良い意味や悪い意味があると言われている。他にも金額によってたくさんの意味が存在するが、しかし、一番大事なのは、供えたいと思う金額と気持ちである。
だが、お賽銭箱のなかを覗くと、1,000円札や5,000円札、10,000円札が入っていることも珍しくない。高ければいいというわけではないが、なんとなくお賽銭の金額を多めにするとご利益がありそうだ。
そこで、しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1371名を対象に調査を実施した。
「100円以上お供えする」と回答したのは全体の18.3%。全体の8割以上は、100円未満の5円玉や10円玉、50円玉を供えていることが判った。
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■ 1,000円札や5,000円札、10,000円札を供える人はどんな人?
出世度比較で明らかな傾向が見られた。
「自分は人より出世している」と答えた251人のなかで、「100円以上お供えする」と回答した人はおよそ3割。出世していない人と2倍の開きがある。出世してからお賽銭の金額が多くなったのか、お賽銭の金額が多くて出世したのかは定かではない。しかし、お賽銭の金額を多めにすると出世に何かしらの影響があるとも言える。
ちなみに、お賽銭の10,000円札は「円万から円満に通ず」と言われている。「この一年間で出世したい!」と初詣で願う人は、お賽銭の金額も100円以上にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・桜庭康人)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代男女計1400名