【意外】「ウソの個人情報」を書くのはあの職業に多かった
外出した際に、個人情報を記入するシーンは数多くある。たとえば、レストランなどの順番待ちで名前を書いたり、商品の店舗取り寄せなどで個人情報を記入したり。
そんなとき、名前や電話番号、誕生日などをあえて偽る人がいるらしい。しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1371名を対象に調査を実施した。
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■外出先で個人情報にウソの記入…経験者は全体で2割
すると、全体では約2割の人が「外出先で個人情報の記入で偽り経験がある」と回答。
「もしも自分の情報が悪用されたら…」との警戒心からの行動かもしれない。
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■個人情報記入の偽り経験…公務員3割、自由業4割!
職業別で調べてみると、全体平均の2割を大きく上回ったのが公務員と自由業。
お役所仕事をしている人もいるだろう公務員で、個人情報を偽ることもあるとは意外にも思える。本当のことを書くと、なにか不都合なことでもあるのだろうか…?
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■どんなシーンで個人情報の記入を偽ったの?
ここで、これまでに外出先で個人情報を偽った経験のある人に、そのときの状況を聞いてみた。
・「ファミレスで並んでいるときは、毎回名前を偽る。とくになにかを警戒しているわけではなく、違う名前で呼ばれる快感のほうが大きい。好きな苗字である『西園寺』とか『綾小路』って書くことが多いかな」(30代女性)
・「美容院のカットモデルでよく声を掛けられる。しつこくついてくるので、そういうときは一度OKする。たいていあとで電話を掛けてくるので、ウソの電話番号を教えることも」(20代女性)
また、ワケありで個人情報を偽る人もいた。
・「ラブホに泊まるときは、名前を偽るようにしている。仕事帰りで職場にわりと近いところにいつも泊まるので、微妙な変装したりも。『知人に知られたくない』って気持ちが強くて…名前を偽ったからといって安心なわけではないので、気休めですかね」(30代男性)
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■いつでも正直なのは大阪府民と福岡県民!
ちなみに都道府県別では、個人情報をいつも正確に記入する人が多いのは大阪府民と福岡県民だった。
正直だと言える反面、あまり個人情報に関して警戒心がないとも言えるかもしれない。ただ、偽ることで他人に迷惑がかかることもあるので、よほどでない限りウソの個人情報を書くのは控えたほうがいい場合もあるだろう。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名