【満員電車】束縛型か放任型かでイライラの対象がわかる？

ただでさえイライラする満員電車の中、酒くさい息を吐く人や、汗をじっとりかいた人にそばに立たれたら、うんざりしてしまうに違いない。

飛行機の中で騒ぐ子供に憤慨し、ブログに苦情を書いたことで、炎上した有名人もいたが、確かに、人混みの中で騒がれるとイライラする気持ちもわかる。

まだ5歳以上の子供なら注意すれば大人しくなることもあるが、赤ん坊が泣きだすといつとまるかわからないから、厄介といえば厄介だ。

しかし、すでに常識をわきまえるべき大人が、携帯電話を片手に大声を出す姿は、うるさいというよりみっともない。「周囲が見えないのだろうか」と考えだせば、イライラはつのるばかりだろう。

■常識なしの大人のほうがよっぽどだという結果が

調査の結果を見ても、44.7％の人が「傍若無人にふるまう大人の、電話の声のほうがイライラする」と答えている。赤ん坊の泣き声のほうがイライラすると答えているのは8.4％だ。

既婚・未婚で見てみると、既婚者で赤ん坊の泣き声のほうがイライラすると答えたのは7.2％とさらに低くなる。大人の電話の声にイライラする人は47.2％と微増。「大人は子供の見本になってほしい」という思いの表れだろうか。

ところが、「恋人を束縛してしまうかどうか」と合わせて調べてみたところ、興味深いデータが出た。

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■未婚＋束縛タイプは赤ん坊にイライラ？

未婚で恋人を束縛してしまう人のうち、赤ん坊の泣き声のほうがイライラすると答えたのは、13.8％とグンと増えるのだ。反対に大人の話し声に嫌悪感をもつ人は39.6％。

一般に、恋人を束縛するタイプの人は、自分に自信がなく、甘えが強いと言われる。つまり、赤ん坊に近いと言えるだろう。

ということは、人は、自分に似た欠点を持つものにイライラするということだろうか……。

（文／しらべぇ編集部・上江洲規子）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年11月20日～2015年11月24日
対象：全国20代~60代　男女1371名