【死後の世界】臨死体験をしたことのある人の割合が判明
ふと気が付いたら霧の中にいて、光の方向に歩いていくと大きな川が見える。向こう岸にはきれいな花が咲き乱れていて、笑顔の人達が「こっちへいらっしゃい」と手招きしている。
「あぁ、なんて楽しそうな場所なんだろう」と、フラフラと近寄っていくと、「あんた何をしているの? こんなところに来たらダメでしょう!」と怒られて、振り向くと優しかったおばあちゃんが、鬼のような形相で睨んでいた。
我に返ると病院のベッドの上、死んだおばあちゃんが守ってくれたんだ。
このような文脈で語られることの多い臨死体験。実際に経験した人は少ないだろうが、あの世がどんな場所か、想像するヒントとはなるかもしれない。
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■臨死体験をしたことのある人ってどれくらい?
そこで、臨死体験をしたことがあるかどうか質問してみると、およそ6%の人が臨死体験を経験しているようだ。
男女別でみると男性のほうがやや多い。しかし気になるのは、なんといってもその内容だろう。臨死体験の経験者にどのような体験だったかを聞いてみると、
・食べ物をのどに詰まらせて今までの人生が走馬灯のようによみがえったことがある。(20代男性)
・事故にあったとき、幽体離脱で手術中の自分を見ていた(40代男性)
と、人生が走馬灯のように頭をめぐったとする意見と、魂が体を抜けて上空から自分自身を眺めていたという意見が多い。
なかには、
「靄のかかった中を何かに導かれ歩いていたら、足首に包帯をした友人が私を呼び止め、その足を心配して戻ったら、目が覚めた。彼女に聞くと、一事私の息が止まったらしく、彼女が必死に私の名を呼び続けてくれたらしい。私は知らなかったが彼女は幼い頃に足首を悪くしたらしい」(50代女性)
と、ドラマのような体験をした人もいた。
あの世がどういった場所かについては、「暗くて何もない場所(20代男性)」「お花畑(50代男性)」「綺麗な景色(30代男性)」と、少なくとも悪い場所ではないようだから、安心していいのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・上江洲規子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1371名