いじめ経験者の割合が判明!矢沢永吉に学ぶ反骨精神とは

2016/01/10 18:00


ランドセル小学生
©iStock.com/deeepblue

「中学生の自殺理由がクラスぐるみのイジメ」であった…こんなニュースが毎年のように報道される。

いじめは身近な問題だ。学校でも会社でも地域でも家庭でも最近はLINEグループにも存在する。そして、いじめの理由はあってないような理不尽なものばかりだ。

では、いじめられた経験がある人はどれぐらいいるのだろうか? しらべぇ編集部は20代~60代の男女1,381人に「過去に1度でも、いじめられた経験」について調べてみた。


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■いじめは2人に1人が経験している・・・

いじめ01

約半数の人にいじめられた経験があった。性年代別に見てみると、いじめの被害者になるおおよその最終年齢に男女の特徴を発見することが出来た。

いじめ02

男性は20~50代までほぼ平均値なのに対して、女性は20代と30代では10ポイントも差がある。その後30代~50代は横ばいだ。

つまり、男性については10代でいじめのピークが来て20代以降は落ち着きをみせるのに対し、女性は20代でもいじめられる可能性が残っていると考えられる。


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■社会的弱者はいじめられやすい?

今回の調査結果は「自分の家は貧乏だ」と答えた人では、いじめを受けた割合が13ポイント近く跳ね上がった。

いじめ04

しかし、希望もある。非常に過酷な状況下で過ごしてきたからこそ、そこには反骨精神が宿る。マイナスの経験をプラスに変えることが出来るかは、自分次第だ。

そのお手本ともいえるのが「矢沢永吉」だろう。最後に彼の生い立ちを記すので参考にしてほしい。矢沢が3歳のとき、母親は夫と息子を捨てて家を出た。

広島で被爆した父親とは小学校2年のとき死に別れ、その後は親戚中をたらい回しにされて極貧の少年時代を過ごした。

この少年時代に裕福な家の子供に「お前の家は貧乏でケーキなんか買えないだろう」とケーキの一部を顔に投げつけられる等のいじめを体験。このような経験が積み重なり「BIGになる」との思いが芽生えたではないだろうか。

(文/しらべぇ編集部・ワダノヒトシ

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1,381名

いじめ貧乏調査矢沢永吉
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