【お前のために…】「思いのこもった説教」ほどなぜウザいのか?
社会人なれば、怒られる機会がどんどん減ってくるもの。「怒られているうちが華」という言葉があるぐらいなので、怒られて失敗して成長するということなのでしょう。
しかし、「お前のことを思って言っているんだ!」「大人になったら分かると思うが・・・」などと思いがこもればこもるほど説教がウザく感じている人がいるようだ。
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■「怒られているうちが華」とかいう謎の理屈は何?
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1353名を対象に調査したところ、全体の38.4%がウザいと回答。ウザく感じる理由は単純で、「説教される側が聞く耳を持っていない」これに尽きるだろう。
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■自由業の人ほど自由にさせてほしい!
職業別に見ると、あきらかにひとつ極めて高い数値を誇っている。それは自由業である。どこかの会社に属しているわけでもないフリーランスの人たちは、極端にいえば「好きな時間に好きな場所で仕事ができる」職業のこと。
上司などがいないので、そもそも「怒られる」とはほとんど無縁の世界に生きる彼ら。その逆に怒られる(教えてもらう)のが仕事でもある学生ではこれ程までの差が開く結果となった。
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■少年の心を持った大人はどうなのか?
職業別では学生が意外にも説教を真摯に受け止めていることが分かった。だとすれば、学生(少年)の心を持った大人であれば、説教を真面目に受け入れるのではないだろうか?
説教に関してこんなデータがある。
少年の心をはきちがえ乳児期の赤ちゃんにまでさかのぼり過ぎた感は否めないが、意外な結果に。少年の心と説教に関しての因果関係はみられなかった。
やはり、説教とは説教をする側と受けての双方が問題に対して前向きな姿勢を持っているときにのみ有効なのかもしれない。我々もこのような説教を無意識のうちにやってしまいがちだが、冷静になることが大切だ。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名