愛はあれども余る餅 一年中おいしく食べるコツ「1選」

2016/01/16 11:00

餅
©AC写真

正月といえば餅。白くすべすべとした外観と独特の食感に思いを寄せてきた諸氏も、「小正月」(1月15日)ともなると次第に距離を置きたくなる人が多いのではないだろうか。

「雑煮」「汁粉」「付け焼き」など、餅を使うメニューはバリエーションに乏しく、どうしても食べ飽きてしまう。


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■和とイタリアンの相互乗り入れ

グラタン
©ぱくたそ

そこで提案したいのが、餅を使うアレンジメニューの数々。併せて、「ピザ・パスタに合う味付けは餅にも合う」というセオリーもついでに提案したい。

たとえば「餅ピザ」「餅とポテトのグラタン」「明太子とチーズのせ磯辺巻き風」「ベーコン・餅・トマトのチーズ焼き」などなど、セオリーへの準拠で調理できそうなイタリアン的メニューは枚挙にいとまがない。


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■モチの極み乙女?

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なお、しらべぇ編集部の調査によると、「正月ならではの食べ物では餅が最高だ」という人の割合は26.9%。4人に1人が餅を最上位として重んじ、偏愛していることが分かった。

偏愛傾向が顕著だったのが30代・40代の女性。それぞれ36.3%・34.6%が「餅こそ最高」だと表明している。

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一方、60代女性では、偏愛傾向が半減。割合は17.0%にとどまった。

東京消防庁の発表によると、今年の元日から2日までに東京都内で餅を喉に詰まらせて救急搬送されたのは、50代~90代の16人。

2010年からの5年間では571人に上り、うち9割ほどが65歳以上だというから、比較的高齢になると、自己防衛本能がはたらいて餅への偏愛を控えるようになるのかもしれない。

同庁も「(餅は)小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。ゆっくりとかんで食べましょう」と呼び掛けている。


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■新たな主食に採用を!

どれだけ餅を偏愛していても、いずれは加齢で摂取も慎重にせざるを得ないのが実情。だとすれば、正月に限らず大いに味わっておきたいところだ。

セオリーを活用すれば、「コメ」「パン」「麺類」に限られてきた主食の布陣に「餅」を加えるのも容易。もっと食卓をにぎわせてくれるかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・上泉純

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名

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