【近大マグロも】東京ドームで全国各地の祭りと食を楽しむ
東京ドームで「ふるさと祭り東京 日本のまつり・故郷の味」を開催している。祭食兼備のキャッチフレーズで、日本各地の食べ物と祭りを楽しめるイベントだ。
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■圧巻の不夜城
会場内野側のお祭りひろばに大きくそびえるのが、秋田県の能代七夕で使われる城郭型灯籠の天空の不夜城。24.1メートルの高さは、会場のどこからでも目に入り、豪快に動く姿も見ることができる。
また外野側に設けられたふるさとステージでは、沖縄県のエイサーなどが披露され、会場を盛り上げた。
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■近大マグロを食べてみる
今回最も興味があったのは近大マグロだ。
完全養殖、つまり養殖したマグロが生んだ卵から再びマグロを育てることができた近畿大学水産研究所の成果は、ニュースで見聞きした人も多いだろう。その近大マグロを「絶品!逸品!ちょいのせ市場」で食べることができる。
「ちょいのせ」とは、200円でご飯を購入した後、出店する15店の中から、気に入ったおかず(有料)を乗せて、オリジナルどんぶりを作るもの。
ただしおかずは安いものでも300~400円で、3品乗せれば1,100円(300円+300円+300円+200円=1,100円)となるため、勢いに任せると高額丼ができかねないので要注意。
ちなみに近大マグロは、赤身が2切れで600円、中トロだと2切れで800円!となかなかの値段だ。
しかしながら絶対どんぶりにする必要はなく、おかず単品や各店オリジナル弁当なども購入可能。考えた末に買ったのが、近大マグロの赤身と中トロ、そしてタイの3貫が入った握りずし(1,200円)だ。
切り身の値段(タイは2切れで500円)から推測すると、赤身が400円、中トロが500円、タイが300円くらいか。
舌に自信はないものの、3貫いずれも十分においしかった。問題があるとすれば値段だろう。3貫で600円くらいになってくれれば、多くの人に喜ばれるはず。関係者の努力に期待したい。
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■どんぶりナンバー1を決める戦いも
この他に、42種類の麺類を食べ比べする「イケ麺スタンプラリー」、16種類のどんぶりでナンバー1を競う「全国ご当地どんぶり選手権」、よりすぐりのスイーツが集まった「ご当地スイーツストリート」などが催され、いずれも大勢の入場者で賑わっていた。
イベントは17日まで。入場券は1,600円だが、1,300円の平日限定券、16時以降に入場可能な1,100円のイブニング券もあるので、上手く活用しよう。
(取材・文/しらべぇ編集部・県田勢)