SMAP騒動の裏側…「派閥」のきっかけは社員の思いやり?

2016/01/15 10:30


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ジャニヲタ歴30年のライター、ナンシー関ヶ原です。

ついに、「SMAP解散」報道の発端となった「週刊新潮」が発売となりました。コンビニにダッシュして雑誌を買うと、意外にもジャニヲタ的には心あたたまるエピソードが載っていました。




■「派閥」のきっかけはSMAPにマネージャーがいなかったこと?

「週刊新潮」記事に、SMAP解散騒動の中心となる「派閥」ができたきっかけが載っています。なんでも、SMAPは結成直後は数年人気が出ず専属マネージャーもつかなかったとのこと!

集合時間の連絡などは、リーダー中居正広くんが自らメンバーにしていたそうです。大変そうな中居君をみかねた現マネージャーが中居君の手伝いをすることに。これをきっかけにSMAPのマネージャーになったそうなのです

その後は、現マネージャーがジャニーズに前例のないバラエティーやヌードなどの仕事をとってきてSMAPに与え、人気者にしていったと書かれています。


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デビューしても不憫な扱いをうけるグループは多い

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。じつは、事務所で雑な扱いをうけたのは何もSMAPだけではない!

ここ数年「紅白歌合戦」にもでる関ジャニ∞も、CDデビューして数年はいい扱いをうけてなかったとか。関ジャニ∞はCDデビューして10年間は、ジャニーズ事務所のレーベルではなく、演歌が強い外部レコード会社「テイチク」からCDやDVDを発売していました。

2015年MBS「サワコの朝」に出演した関ジャニ∞横山裕くんは、演歌が強いレコード会社に所属したためプロモーションも昔ながらの演歌歌手のやりかたを経験したと発言。レコード店に1店ずつ回り「よろしくお願いしますぅ」と泥臭く頭をさげたとか。

横山くんはジャニーズってこんなちゃうやろ」と当時は思ったそうです。


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■演歌レコード会社に所属するハンデを逆転した関ジャニ∞

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しかし悪いことだけでもありません。テイチクには演歌歌手だけでなく濃いバンドもいたのです。

テイチク所属の怒髪天(どはつてん)という味わい深いロックバンドが、関ジャニ∞へまさかのシングル曲の提供! ジャニーズとは思えないタイトル『あおっぱな』。2012年発売第1週に20.8万枚を売り上げ、オリコン週間ランキング首位をとりました。

「青春のあおっぱな ぶらりぶらぶらぶら下げ」という衝撃の詞がおどるこの曲は、今や関ジャニ∞のカラーを打ち出す曲としてコンサートでよく歌われています。


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■逆境をヒットに変えるのがジャニーズ

ジャニーズでデビューできれば順風満帆というイメージが、今はあるかもしれません。

しかし、SMAPも関ジャニ∞も、事務内で雑な扱いをうけた逆境があったからこそ前例のない企画を考えたともいえます。めずらしい企画は逆にお茶の間を喜ばせ、人気を獲得していく道となりました!

SMAP解散という最大のピンチを迎えたジャニーズ事務所が、今後どんなシナリオを描いていくのか。日本中のジャニヲタが毎日祈りをささげてます(合掌)。

取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原

ジャニーズSMAP取材
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