【注意】雪の日を「長靴ナシ」で乗り切る6つの歩き方
18日未明から、東日本一帯に広く降雪が確認されている。関東地方でも朝7時現在、すでに4~5センチ程度の積雪が確認されており、昨日から出されていた大雪警報・注意報は当たった様子だ。
今回のような「想定外の雪」の場合、心配なのが「靴はなにを履くか」ということ。事前になにかしらの準備ができていれば問題ないが、雪国出身者でもないかぎり、前日に「長靴」を用意できなかった人も多いハズ…。
そこで今回は北海道生まれ北海道育ちの道産子A氏(25歳・男性)に聞いた「長靴がない時にできる6つのこと」をご紹介しよう。
①厚底、ぎざぎざ、ゴムの靴を選ぶ
「なるべく柔らかいゴム底の靴を選ぶこと。そして、靴底にはちゃんと溝があるものを選ぶこと。
靴底がツルツルの革靴はとても危険です。永久に転び続けて、最悪骨折につながる恐れもあります。サラリーマンの方は、今日は別の靴で出社しましょう。どうしてもの場合は会社についてから履き替えて。
また、見映えは悪いですが靴に縄や太めの輪ゴムを巻くと、結構違いますよ」
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②足の裏全体を地面につけるように
「歩き方も大事です。かかとから下ろすのではなく、足の裏全体で歩くようにしましょう。垂直に、『前に置く』イメージですね。また、すり足は危険なのでオススメできません」
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③歩幅は小さく
「足を大きく上げると、それだけバランスを崩しやすいです。小さな歩みで」
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④ブーツ…でもおしゃれ用ブーツは危険!
「ブーツならいいじゃん? と東京出身の人は思うかもしれませんが、冬靴としてのブーツとおしゃれブーツは全然違います。何度もいいますが、靴の裏を見てください。普段見ないことが多いけど、ツルツルのものが多いですよ?
ただ、おしゃれ用のブーツでも、マーチンの靴はゴム底で厚いし、歩けますよ! 男子なら、一昔前にはやったマウンテンブーツもおすすめです」
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⑤誰かが踏んだあとの雪道も気をつける
「『やわらかい新雪は、靴が埋もれて歩きにくい』と言って人が踏み固めた場所を歩く人がいますが、踏まれすぎて固まっていたり、水が固まっていたりで危険なこともあります。中腰で歩き、最初からスリップに備えておきましょう」
⑥濡れた足は乾かして!
「濡れた足はきちんとタオルで拭くなどして乾かすこと。霜焼けや水虫になる可能性もありますので」
雪がめったに降らない大阪府出身の記者としては、一番良いのは「学校、会社を休むこと」だと思わざるを得ない今の状況だが、どうしても出かけないといけない、という人は参考にしてみてほしい。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)