道産子が教える「雪かきのときに絶対にしてはいけない」7つ
東京都心部でも5センチ以上の積雪となった今回の大雪。各種交通機関は大混乱し、電車に乗るどころか、「改札に入るまでに2時間以上かかる」場所も少なくないようだ。
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— ちー (@0910chi) January 18, 2016
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大雪のたびに交通機関に大ダメージを受ける首都圏だが、一方で歩行者の転倒事故も多発している模様。そこで大事になるのは「雪かき」であるが、正しい雪かきの方法を知っている人はどれだけいるだろうか?
■道産子が語る「雪かきのときに絶対にしてはいけない7つ」
そこで今回、しらべぇ編集部は北海道出身で現在東京に住むSさん(23歳)に話を伺った。Sさんいわく、「雪かきの時に絶対してはいけないこと」がいくつかあるらしい。
①水をまく
「ホースで排水して雪を流そうとする人がいるみたいですが、絶対NG。固まると大変なことになりますよ」
②お湯をまく
「お湯をまいて溶かそうとする人もいるようですが、雪を溶かすには大量のお湯が必要ですし非現実的です。
また、一旦溶けて水になったものが再度凍れば、スケートリンクみたいにツルツルになってしまうので、より危険。もしお湯で溶かすなら、きちんと水を流しましょう」
③塩化カルシウムをまいてそのまま放置
「雪を溶かす目的で使う塩化カルシウムですが、そのまま放置しておくと車や道路にダメージを与える可能性があります。まあ、関東で使っている人なんてあまりいないと思いますけど…」
④ひとりで雪かき
「屋根からもし雪が落ちてきた場合、誰も助けてくれないこともありますよね」
⑤腰を必要以上に曲げて雪かき
「雪は重いので、腕だけでやろうとすると腰を痛めます。また、腰を必要以上に曲げるのもオススメできません。重心を下げて、体全体を使って行いましょう。寒い時に作業するの、慣れてませんよね?」
⑥「あとでまとめてやろう」とする
「雪かきはこまめにやったほうがいいです。大雪でかなり積もった後にやると疲れますし、夕方~早朝は気温が下がって固まるから大変になります。氷になった雪、砕けますか?」
⑦自分の家の前しかしない
「自分の家の前をするだけでも偉いのですが、近所と話をしなかった結果、雪かきし忘れる場所って出てきがちです。普段、影に隠れる場所は、放っておけば溶けるなんてこの時期、ないですからね」
18日午後も引き続き雪への警戒が促されている、現在の関東地方。19日には高気圧が広がり、雪は止む予報だが、積もった雪が溶けるほど気温が高くなるわけではなさそうだ。
今のうちにスコップや雪かき用の服装を準備などを進めておきたい。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)