【コラボ】あの超有名ゲームの主人公がルイヴィトンのモデルに

2016/01/19 19:00

ルイヴィトン
(写真はYouTubeのスクリーンショットです)

こんにちは、4くらいからドラクエよりもファイナルファンタジー派になったスタイリストの久保田(フランソワ)です。

まずはこちらのスタイリッシュなオシャレ動画をご覧ください。

世界トップクラスのファッションブランド、ルイヴィトンによる2016春夏向け商品の広告ビジュアルなんですが…お気づきの通り、なんとあのライトニングがモデルに起用されています。

「ライトニング」とは、これまた世界的に有名なゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ13作目の主人公。そう、このモデルさんは生身の人間ではなくゲームのキャラクターなんです。

つまり、CG(コンピュータ・グラフィックス)によるブランド服広告という、かなり挑戦的な試みです。


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■さまざまなコラボで業界を牽引!

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(写真はルイヴィトン公式サイトのスクリーンショット)

じつはこのルイヴィトンというブランド、150年以上の歴史あるブランドでありながら、今までもこういう大胆な発想で世界を驚かせ、伝統を守りつつも革新的に攻めることで常にファッション業界をリードし続ける存在。

2003年に村上隆さんとコラボしたシリーズを発表したときも、「こんなアニメチックなキャラクターがヴィトンとコラボ!?」とかなり衝撃的でしたが、結果多くの女性に愛されるロングセラーモデルとなりました。

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(写真は楽天市場のスクリーンショット)

今回のライトニングも最初はギョッとする戦略な気がしますが、数年後には当たり前のようにファッションショーや広告でゲームキャラが活躍するのかもしれません。

ゲーム内でキャラクターがブランド服を着用したり、そのままゲームの中でも服を買えたりするのかも?いずれはゲームキャラ用のスタイリストなんかも需要が出てきたりして、面白そうです。


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■親日家なブランド?

そもそもヴィトンの代名詞である「モノグラム」も、日本の家紋から着想を得てデザインされたという話も聞いたことがありますし、ヴィトンはなかなか親日家なブランドのようですね。

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(写真はAmazonのスクリーンショット)

ゲームやアニメといった、国内ではサブカルチャー的に見られがちなものが、こうして世界に認められていくのはなんとも痛快です。

しかも、色物的な扱いではなく、アートやカルチャーとして真っすぐ受け入れられているところがまた嬉しいですね。こうして考えていくと、まだまだ日本が世界に誇れるものはたくさんありそうです。

(文/久保田フランソワ

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