数秒ケチった代償が…「ハードウェアの安全な取り外し」問題

2016/01/23 19:00


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オフィス務めの社会人ともなれば、一人一台のパソコンは当たり前の現代。そこで大活躍するのがUSBメモリ。とにかく持ち運びやすく、衝撃にも強いのが特徴である。

USBメモリを使用するときに避けては通れないのがUSBメモリの取り外しだが、ここで少し面倒な手間が。パソコンの画面の右下にあるコマンドから「ハードウェアの安全な取り外し」を選び、さらにそこをクリックして…という手順があることだ。

しかし、表示も出さないままUSBメモリを引っこ抜く人も多い。そこで、しらべぇ編集部で調査を実施した。


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■過半数の人は利用してなかった

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アンケートサイト「マインドソナー」を利用して10代から50代の男女327名に「USBを使う時、毎回『安全な取り外し』を利用している?」と尋ねたところ、54%の人が「利用している」と回答。

思いの外、多くの人がきちんと取り外しを行なっているようだ。


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■「ハードウェアの安全な取り外し」って意味あるの??

うっかり何の操作もせずにUSBメモリを引っこ抜いてしまっても、案外平気だったりもするこのUSBという代物。

しかしメーカーのサイトによると、USBメモリの中にあるファイルのデータを書き換えている間などにUSBを取り外したりするとデータが損傷するおそれがあるとのこと。

そこで、今USBメモリ内にあるファイルは書き換えなどを行っていないかチェックし、その作業を停止して外せる状態にしてくれるのが「ハードウェアの安全な取り外し」なのだ。

たとえばUSBメモリ内のワードの上書き保存ボタンを押すとする。まだ書き込み中であることに気づかずにUSBメモリを引っこ抜いてしまうと、上書きがうまくいかないどころか、USB内のデータも損傷を受ける可能性もあるのだ。


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■「どうしても…」ならカスタマイズを!

とはいえ、面倒な作業なのは間違いないだろう。どうしてもショートカットしたい場合は、それを短縮できるソフトや、わかりやすく表示させるアプリもあるようなので、必要に合わせて最適な方法を探してみるのがいいだろう。

(文・取材/しらべぇ編集部・スギタユノ

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