【社畜の怒り】雪の日でも会社に行くべき?冷静に考えると…
先週、東日本や北日本を中心に雪が降り、各種交通機関にダイヤの乱れが発生する事態となった。昨晩からは数十年に一度の大寒波の影響で、西日本の太平洋側などでも大雪の恐れがあるとも。また交通機関に乱れが生じる可能性も考えられるだろう。
そんな中、堀江貴文氏が18日に投稿したツイートが話題になったのをご存知だろうか?
大変だね、通勤通学とかもう古いよね。って新幹線品川駅から吐き出されてくる大量のダークスーツ軍団をみて思った。こんなん毎日やってるとかもうドエムとしか思えない。
東京都心など関東の平野部でも積雪 – https://t.co/gZIYwjsngw— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) January 18, 2016
堀江氏は、悪天候にもかかわらず会社や学校に向かう行為を「ドM」だと思っているようだ。
当時、ダイヤ乱れの影響で駅にはたくさんの人で溢れかえり、電車に乗ることが難しい状況だったので、もはや会社に行く意味を問いたくなる人がいるのもわかるのであるが…。
そこでしらべぇ編集部では、雪の日の出勤に関して日本人の意識調査をしてみることに。
■「雪の日に出勤はおかしい!」 4割が同意
アンケートサイト「マインドソナー」によると、全国10代〜50代の男女312名のうちおよそ4割が「雪の日の出勤はおかしいと思う」と答えた。
それでも6割の人は出勤するべきだと考えているようで、日本人の仕事に対する義務感の強さがわかる結果に。だがTwitterでは、もはや「社畜」との声も聞こえ、泣く泣く出勤している人もいるのだとわかる。
雪の中文句言いながら滑りそうになるところ踏ん張って会社行く社畜サラリーマン可愛い
— れた🍅🍅🍅🍅🍅🍅 (@letaaaaa_609) January 17, 2016
「雪の中会社に行くなんて社畜」「逆に仕事出来なさそう」などとツィートしてた奴らに言いたいことがある。
うるさい!!!!!!!— もち蔵 (@donjaka_sawagi) January 20, 2016
雪が積もると当然早く家出るんだけど、雪降ってどこも渋滞してるのにみんな遅刻せずに会社に着いてるあたり社畜みあるよね
— 理武🥩 (@rushzwei) January 21, 2016
関連記事:雪が降っただけで大騒ぎする東京都民は学習しろ!青森県民がマジギレ
■雪の日の出勤に不満の声
ここで、雪が降っているにもかかわらず、実際に会社に行ったという人たちに話を聞いてみた。
「サービス業なので、会社を休むなんて絶対できないのは社員みんなわかってて。あの雪の日も、電車に遅れがでることを見越していつもより1時間も早く家出ましたよ。
同僚なんて、前日にビジネスホテルに泊まったやつもいたかな。上司も休まないのに、下っ端の自分が『電車止まっていけませんでした』なんて言えない」(20代女性/旅行代理店勤務)
「朝起きたら、上司から『雪だからといって休まないでください』とメールが。『無理してこなくていいよ』って連絡を期待してたんだけど」(30代男性/IT)
「不平不満言いながらみんなで仲良く出社しているってのは、冷静に恐ろしいなと思いますよ。仕事だからって無理やり来させて、道中で事故とかに巻き込まれたらどうするんですかね?
転倒して頭打ったなんて人もいるじゃないですか。会社は責任取れるんですかね?」(20代男性/出版)
たしかに、降雪の影響で転んでしまい怪我をするケースもある。雪の日の出勤は、危険と隣り合わせだと言っても過言ではないのである。
「それでも会社に行かなければいけない」という状況の人もいるだろうが…くれぐれも気をつけていただきたい。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)