山形県民が戸惑う「他の県民にツッコまれやすい方言」4選
その地方独特の言い回しや表現である「方言」。誰しも、自分の育った土地以外の方言を聞いて意味が理解できなかったり、違和感を覚えた経験があるだろう。
今回、しらべぇ編集部では、方言を発した際の他の県民のリアクションに苛立ちを覚えているという山形県出身男性の話を聞いた。山形独特の「ツッコまれやすい方言」とは何だろうか?
①「~した時がある」
山形では、何かの経験について話す時に「~した時がある」という言い方をします。たとえば「○○に行った時がある」といった感じで。
しかし、他の地方の人は「なんでわざわざ『時』って言うの? 『行ったことがある』でしょ。かっこつけてんの?」と言うのです。意味は通じているようだし、ほっといてほしい。
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②「(テレビ番組が)来る」
「今日、19時から『ドラえもん』来るよ」のように、テレビ番組が放送されることを「来る」「来た」と言います。
これについては「は? ドラえもんがここに来るの?」「『来る』って『ノリにノッてる』みたいな意味? 業界人気取り(笑)」などとツッコまれます。確かに意味がわからないかもしれませんが、決して業界人気取りではありません。
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③語尾の「にゃ~」
相手に同意を求める時などに「だよにゃ~」と言うのですが、「かわいこぶっててキモイ」とディスられます。地元では老若男女誰でも使っているし、萌えキャラ狙いでもないのに……。
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■④「①」は「いちまる」
学生時代の授業などでも、先生・生徒全員が「①(いちまる)」と言っていたし、これ以外の読み方があるなんて思いもしなかったのですが、他の地方の人によると「①(まるいち)」らしく「『いちまる』って何(笑)」とバカにされます。
しかし、僕たちにとって「①」は「いちまる」でしかありません!
相手によっては思いもよらない解釈をされることのある方言。間違った意味に捉えられた側はモヤモヤするかもしれないが、使いどころによっては話題のネタにもなりそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙)