「霊が見える気がした…」衝撃の変人アピール体験談3選

2016/01/28 07:00


変人アピール
©iStock.com/Nanette_Grebe

「世界にひとつだけの花 ひとつとして同じものはないから」


SMAPの名曲『世界にひとつだけの花』で、「あるがままの状態ですでに僕らはみんなオンリーワン」といった内容が歌われたことはご存じのとおり。

しかし、実際に人間社会で生きてみると、オンリーワンでいることは非常に難しい。多くの人は、自分のことを「とくに特徴のない人間」と思っているのではないだろうか?


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■全体では15%が該当

実社会で目立つのは、やはり個性的な人「天才=変人」というイメージもあり、「変人を演じることで、他とは違う俺』をアピールする人も少なからず見られる。

では、このように「変わった人を演じたことのある」人は、一体どれくらいいるのだろうか?

変人アピール

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1353人にアンケート調査を行ったところ、15.4%の人が「変わった人を演じたことがある」と回答。


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■男のほうが自意識過剰だった

変人アピール

男女年代別調査では、若年層ほど「変人アピール経験」が多いことが判明した。とくに20代、30代の男性の経験率は22.7%、23.5%と抜きんでている。

この結果は、1992年にゆとり教育が本格的に導入されたことが影響しているのだろうか?


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■職業別ではなんと公務員がズバ抜け

変人アピール

職業別調査では、スルーできない結果が。経験率31%と、公務員がすべての職業の中で、もっとも高い「変人演じた率」を示したのだ。

公務員と言えば、安定・品行方正・真面目などの単語が並ぶ職業。当然、変人よりも常識人が多いはずだが、真逆の結果となった。


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■今や黒歴史…変人アピール3選

しらべぇ編集部では、過去に「変わった人のフリをしたことがある」という人3人に取材を敢行、話を聞かせてもらった。

①バンカラ早大生に憧れて…

「早稲田は今でも『変わっててナンボ』みたいな価値観があると思うのですが、自分もそれに完全に毒されてました。ある日、授業開始よりはやく教室に到着してしまった僕は、なにを想ったのか傘立ての上に寝たんですよね。


それ以前もクラスメイトには白い目で見られていたのですが、これが決定打に。孤独な大学生活を自分で招いてしまいました」(20代・男性)


②霊が見える「気がした」中二のあの日…

「当時はそういう言葉はなかったのですが、完全な中二病でした。霊が見える気がして『私、霊感があるの。おばあちゃんがじつは…』なんてさもいわくありげに友達に話したり、自己演出の一環で大雨の日に傘を差さずに学校から帰ったりしていました。


数々の謎の行動の結果、今では同窓会に出れず、『ずっと好きだったんだぜえ』なんて言われることもないままです」(30代・女性)


③就活で差をつけたくて…

「就職活動の面接対策で変わっている風を装ったことはあります。面接で『趣味は?』と聞かれること、あるじゃないですか? その時のためだけに、裁判所に一カ月通いまくって傍聴してました。


おかげで『真面目かつ、他の学生とは違う』という印象を持ってもらえたようで、かなり助かりましたね」(20代・男性)


ムリな変人アピールは結果的に失敗していることが多いようだ。結局、自然体が一番なのかもしれない。

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

調qzoo査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
 
対象:全国20代~60代の男女1353名

調査変人
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