「リップクリームを食べること」で起きる悪影響は意外にも…

2016/02/02 17:00

リップクリーム
©iStock.com/petrunjela

冬になると気になるのが唇の乾燥。他の季節は気にならなくとも、この時期だけは唇がカサカサになり、リップクリームが手放せないという人もいるだろう。

そんなリップクリーム愛用者の中に、「塗ったときに唇のみならず口内にもそれが入ってくる形となり、結果としてリップクリームを食べている状態になった」という経験を持つ人はいないだろうか。

口の中にメンソールやフルーツの風味や広がり、さわやかな気分になったり、逆に異物感を覚えるものだ。しかし、あくまで食品ではないわけで、人体への影響は本当にないのだろうか?

しらべぇ編集部ではその真相を確かめるべく、リップの定番「メンソレータム」シリーズの製造元「ロート製薬」と、人気リップ「ニベア」、「キュレル」シリーズの製造元「花王」に問い合わせてみた。



 

■リップクリームを食べてしまった場合、体への影響はあるのか?

「弊社製品の配合成分については厳正なチェックを行い、安全性の高い成分を選んでおります。通常使用において、使用した部分をなめてもお体への影響はございませんので、ご安心ください」(花王)


「リップクリームを使用する際に口に入る程度であれば、お体への影響はございません。ただ、数cm程度リップクリームを食べてしまったという場合には、お腹が緩くなることもございます」(ロート製薬)


花王、ロート製薬ともに多少リップクリームを食べてもとくに問題はないという回答であった。リップ愛用派のみなさんには、ご安心いただきたい。

ただ、「お腹が緩くなる場合もある」との情報もあったので、もし「リップクリームを頻繁に使っている時にやたらとお腹を下す傾向にある」という人がいたら、まずは「つけすぎ」に注意してみてもいいかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙

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