「宮古島まもる君」が事故の犠牲にはウソ!?じつは兄弟の…
2月2日、宮古島市平良下里の交差点で、車2台が絡む交通事故がおきた。道路の反対側は資材置き場のフェンスになっており、一歩間違えば大事故だったのだが、電柱前にそびえる「とある人」の犠牲により、軽傷で済んだのだ。
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■「宮古島まもる君」が犠牲に…
その「とある人」とは「宮古島まもる君」。見通しの悪い交差点など、事故多発地点に設置されている警察官型人形の愛称である。
現在、宮古島と伊良部島、多良間島に全部で19カ所にて勤務しているのだが、なんとも言えないキモかわいい表情を浮かべながら、宮古島の安全を守っている。
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■宮古島まもる君、じつは大家族だった!
「宮古島まもる君」とひとくくりに呼ばれているが、じつは19体それぞれに名前が付いている。そう、「まもる君」には兄弟がいるのである。
「すすむ君」「いさお君」「たかや君」「こうじ君」「りょうぞう君」「まさお君」「かずき君」「たくま君」「ひとし君」「あつし君」「きよし君」「いずる君」「まさかつ君」「てつや君」「じゅんき君」「としお君」「いたる君」「つよし君」と、妹の「まるこちゃん」。
足元の重り部分に、きちんとそれぞれの名前が記載してあるぞ。
観光客に人気で、ちんすこうや焼酎、Tシャツなど、数々のグッズが販売されている。ちなみに、ちんすこうの箱にはすべての兄弟の顔写真と名前、勤務地が書いてあるので見てほしい。
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■事故で犠牲になったのは…まもる君じゃなかった!?
ここで気になるのが、犠牲になったのは「まもる君」じゃないのではないかということ。なぜなら、「まもる君」は宮古島警察署で妹と勤務中のため、事故に遭うはずがないのだ!
報じられた事故状況から、被害に遭ったのは誰だったのか推測してみよう。
・後ろに電柱があった
・平良下里の交差点
・11年5月に異動してきた
以上3点より、事故に遭ったのは「ひとし君」に間違いないだろう!
クローン技術により兄弟が増えた(という設定)のため、皆ほぼ同じ顔なのだが、今回事故にあった「ひとし君」はちょっと面長だ。
市民の安全を守るため、両足切断という大怪我を負ってしまった「ひとし君」。一刻も早い回復を願いたい。
(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)