今年はリオ五輪! …ということを2割が忘れていたみたい
昨年来、ロゴや競技場の問題もあって何かと話題を呼んだオリンピック。東京での開催は4年後の2020年だ。
なお今年は、南米・リオデジャネイロ(ブラジル)でもオリンピックの開催がある「五輪年」。一方、国内での盛り上がりは「東京」に押され、いまひとつといったところではないだろうか。
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■リオで五輪? 2割が失念
しらべぇ編集部の調査によると「今年がリオ五輪の開催年であるということを忘れていた」という人の割合は、19.9%。5人に1人に上ることがわかった。
「忘れていた」人が多かった層は、30代女性が突出。33.1%と3人に1人が「知らなかった」「忘れていた」「(聞かれて)今、思い出した」と回答している。
反対に、「忘れていた」人が少なかったのは、60代女性。13.5%と、30代女性の半分以下の割合にとどまった。
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■「金持ち五輪を忘れず」
さらに調査を進めて職業別では、公務員(28.6%)と自由業(28.2%)で関心の低さがうかがえる。過去の調査では、相反する数値を見せることが多かった両者が、オリンピックではよく似た意識を持っていることが興味深い。
なお年収別では1000万円以上の高所得者層で「忘れていた」人が4.9%と少ない。高所得者層とオリンピックの間には、庶民が知るべくもない「つながり」がある…ということでもなかろうが、こちらも興味深い調査結果ではある。
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■開幕は半年後・8月6日!
ここで「おさらい」しておこう。リオ五輪は、日本時間の8月6日朝6時、リオデジャネイロの「マラカナン競技場」で行われる開会式を皮切りにスタートする。
注目の日本人選手は、錦織圭(テニス)や、福原愛・石川佳純(卓球)、内村航平(体操)ら。
和製ウサイン・ボルトの呼び声も高い高校生のサニブラウン・ハキーム(陸上短距離)やベテラン・福士加代子(マラソン)も五輪への切符をつかみつつあるようだ。
そして今日、2月6日は開催半年前ということになる。今後の盛り上がりには、ぜひ期待を寄せたいところだ。
(文/しらべぇ編集部・前田昌宏)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1,340名