脇に足の爪…臭くてもやみつきになる「ニオイ決定戦」
「これは絶対に臭い」
何度も嗅いで知っているのに、ついついまた嗅いでしまうニオイ。あの中毒性は、元野球選手が手を出したクスリよりも強いものかもしれない。
しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1332人に「臭いとわかっていながらつい嗅いでしまうニオイ」の調査を実施。以下の4択から選んでもらった。
・汗をかいた後の服
・脱いだパンツ
・自分の脇
・足の爪の間
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■4割が支持したのは「汗かき後の服のニオイ」
調査の結果、一番やみつきになるニオイは「汗をかいた後の服」で43.6%もの人が支持! 2位の脇のニオイを10ポイント以上も引き離してダントツの人気だったのだ。
汗自体にはほとんどニオイがないと言われている。だが、服についた皮脂や汚れが雑菌を分解し、あの強烈なニオイが発生! つまり、汗をかいてもこまめに拭けばニオイ防止になるのだ。
しかし真夏には次から次に汗があふれ出るので、そんな対応は不可能。汗を放置しているうちに、あの魅力的なニオイが完成される。
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■20代女子は脇のニオイがお好き?
脇のニオイは、とくに汗をかきやすい夏に気になるもの。脇には2種類の汗腺があり、また常に閉じた状態なので蒸れやすいのがニオイの原因になる。中には、ワキガが原因によるニオイも…。
脇のニオイは、20代の若い女性がとくに気にしやすい傾向にあると判明。全体では「汗をかいた後の服」が人気だったが、20代女性では「自分の脇」が37.1%でトップだった。
自分の脇の嗅ぎ方には、大きく分けて2種類ある。
・腕を伸ばして、鼻を脇にすんすんと近づける。
・脇にこすりつけた手をそーっと嗅ぐ。
どちらもあまり美しい光景ではないので、人には見られないよう注意をしたいものだ。
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■破壊力のあるニオイが人気の「足の爪の間」
足の爪の間は、今回あげた4つの中でもパンチの効いたニオイを放っている。こちらも汚れや湿気によって雑菌が繁殖するのが原因。とくに、親指の間にたまる爪のあかのニオイは、マニアにはたまらないだろう。
この箇所のニオイ予防としては…
・定期的に爪を切り、汚れがたまりにくくしておく。
・お風呂では、爪の間まで丁寧に洗う。
このニオイを楽しみにしている人は、真逆のことをすればいいぞ。
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■脱いだパンツのニオイはマニアックすぎて少ない割合!?
今まで紹介してきたものは、汗による雑菌の分解臭がほとんどだった。しかしパンツの場合は、複合的な要因が!
もちろん、パンツの中は蒸れやすいので汗をかき、雑菌が原因のニオイもある。しかしパンツは、排せつ物が出る場所を隠す役割のもの。女性の場合はおりものなどもあり、さまざまなニオイが入り混じっている。
今回の結果では、脱いだパンツをついつい臭ってしまう人は9.5%と少なかった。ただ「自分は他の人よりも臭いのでは?」と、ひとりで悩んでいる人も多い。
場所が場所なだけに、ニオイがあるのは仕方がないことだ。もし悪い病気かと心配をしている女性がいるなら、婦人科で一度診てもらうのもいいだろう。
ニオイには中毒性があり嗅ぐのをなかなかやめられないだろうが、個人的にこっそり楽しむのなら誰もとがめはしない。誰にも見られない場所で、存分に嗅いでほしい。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,332名