リアルに尿漏れの危険?アメリカを車で旅する時の注意点3つ

2016/02/12 19:00

©iStock.com/anthonyjhall
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もしもアメリカに行った時には、広大な大地を車でドライブする旅も面白い。有名な観光地を回るのもいいが、アメリカでロードトリップをするとすれば、「ルート66」が有名だ。

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シカゴからロサンゼルス近郊のサンタモニカまでをかつて繋いでいたこの道路は、現在は高速道路としての機能は果たしていないが、今もなお根強いファンを持つ道路。

ただロードトリップをするといっても、楽しいことばかりではなく、一歩間違えれば地獄のような旅になりかねない。そんなアメリカでロードトリップをするときに知っておきたいポイントを紹介しよう。



 

① 高速道路にも無料と有料の2種類が

アメリカには大きく分けてFreewayとToll Roadの2種類の高速道路がある。Freewayというのは、その名の通り無料の高速道路。道路に入る時も、何もくぐるものはなく、ただ自由に走ることが可能。

一方でToll Roadは有料道路。アメリカでは普通、Freewayに入って、途中からToll Roadに入る。そのときは日本の高速道路と同じように料金所がある。現金で払うのが一般的だが、ETCのような自動で支払われるものも存在している。

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また橋を渡るだけで料金を払うところも。有名なところでは、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジとベイブリッジ。時期によって値段も変わるが、だいたい5ドル程度の支払いが必要だ。

現地を実際に訪れたところ、カリフォルニア州はほとんどFreewayであった。一方、東海岸のニューヨーク、マサチューセッツ、ペンシルベニアなどの州はToll Roadが主流だ。


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② サービスエリアに期待するのはNG

先ほど無料と有料の道路について触れたが、この2種類の道路の差が顕著に現れるのがサービスエリアである。

基本的にFreewayにはサービスエリアは存在しない。あってもトイレ休憩ができるところのみ。それも30〜40マイルごとにあればいい方で、まったくない草原や山の中を走らないといけないことも頻繁にある。

一方でToll Roadには数十マイルおきにマクドナルドやスターバックス、ガソリンスタンドがあるサービスエリアがある。日本のサービスエリアのように清潔で豪華なものではないが、あるだけ幸いなことである。これも料金を徴収するかしないかの差だ。


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③ 大敵は草原と森! 睡眠とトイレに要注意

Toll Roadを走るときはそこまで心配いらないが、カリフォルニア州のようにFreewayしかないような地域を旅するときの敵は睡魔とトイレだ。

アメリカは街と街の間には広大な森や草原、砂漠などなにもない道路を走ることになる。このようなところでは携帯の電波も入らない上に、休憩所ももちろんない。

睡魔に打ち勝つためにコーヒーでカフェインを摂ると、トイレに行きたい欲望がすぐさま出てくることだろう。このようなロードトリップの前は…

・睡眠をしっかり取っておく
・できるだけひとりでは運転しない
・簡易トイレを持参する


などしてきちんと対策を取っておくことが楽しさを大きく左右する。

日本とは大きく異なる高速道路の特徴をしっかり把握し、事前に調査をしっかりして準備を完璧にしておくだけでもロードトリップの満足度は格段に違ってくるはずだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・yuki abe

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