ヤマザキナビスコがオレオを販売終了!日本から消えるのか聞いてみた
衝撃的なニュースが入ってきた。菓子メーカーのヤマザキナビスコが「ナビスコ」ブランドのライセンス契約を終了し、社名を「ヤマザキビスケット」に9月1日付で変更するらしい。
それにともなうライセンス契約の終了により、オレオ、リッツなど人気の4ブランドが8月末で製造を終了。在庫がなくなり次第、ヤマザキナビスコが作る同商品は終売となるようだ。
ということは、オレオやリッツなどの人気のお菓子は、日本から消えてしまうのだろうか? 気になったのでヤマザキナビスコに「オレオ無くなるんですか?」と問い合わせてみたところ、以下の回答を聞くことができた。
■ヤマザキナビスコからの回答
「分からないので、ライセンス元のモンデリースジャパンに電話をしてください。弊社で培った技術を生かして新製品を出していくので、変わらずご愛顧いただければ幸いです」
…なるほど。確かに契約が切れたあとは完全に別の会社の商品になってしまうため、ヤマザキナビスコは分からなくて当然だ。ということで、次はライセンス元のモンデリーズ・インターナショナル子会社「モンデリーズ・ジャパン」に問い合わせてみた。
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■モンデリーズ・ジャパンからの回答
「オレオやリッツは主力製品ですし、人気も高いブランドですので存続します。味の変化があるかについては9月時点の話になるので、今明確にはお伝えできません。
とはいえ、弊社でもともと生産してきた商品に関しても9月で変わるかもしれませんし、過去にも少しずつ改良を重ねるなど変化はしております」
よかった! オレオやリッツが無くなるという最悪の事態だけは避けられたんや! …しかし、いまのオレオの味についてはヤマザキナビスコから製造が変わることによって、違うものになってしまう可能性はあるようだ。
しかし、2017年12月にはオレオを含んだ類似製品の製造販売制限が解除されるため、ヤマザキナビスコが「元・オレオ」に近い商品を出す、オレオ戦国時代が到来する可能性もある。今後の両社の動きを、オレオファンならぜひチェックしたいところである。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)