べっこう色のお寿司、のりラーメン…大島の特産グルメが絶品!
伊豆諸島にある「大島」。住所は東京都になり、面積は91.06km²、人口8000人程と東京離島では最大の島である。
行き方は東京の竹芝から高速ジェットで1時間45分ほど。羽田空港や調布飛行場からも1時間以内で行ける場所だが、やや便が悪いこともあり観光客は減少傾向にあるようだ。
ただ、関東に住んでいるにも関わらず大島に行ったことがないのはもったいない。
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■激うまグルメがずらり!
大島は、夏場には釣りやダイビングが人気。冬の時期は「椿祭り」や「椿トンネル」、伊豆半島を一望できる温泉には行っておきたいものだ。
観光・農業のほかに、畜産漁業で大島の産業は成り立っており、くさややイサキをはじめとして、うまいグルメが港の前にずらりと並んでいるのだ。
休日はより活気があり、獲れたての魚介を焼いて100円前後で提供していたり、大盤振る舞いであら汁を無料で提供していたりとお腹も心も満足できる。
とくに、大島特産の白身魚をぴりっとした島とうがらし醤油に漬けこんだ「べっこう寿司」と、天然食材の「しまのりのラーメン」は味わっておきたいところ。これは、岡田港の目の前にある食堂「一峰(いちみね)」で食べることができる。
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■岡田港目の前の食堂で腹ごなしを
まずは、「しまのりラーメン」。麺はどこか懐かしく、コシがあって食べ応えも抜群!
しまのりは、「ぱりっ」とも「しなっ」ともしておらず、海鮮料理のような深い味わいである。ミネラルが存分に体に満たされたであろうか。
「べっこう寿司」は、冬だからこそ食べられる魚を使った旬のグルメ。
ころんとかわいらしい丸みと、島唐辛子入りの醤油につけたべっこう色が鮮やかで、食べるのがもったいない。ちょこんとつまめば、島のお酒が欲しくなること必至だ。
このほかにも、島内には約40店舗ほどの食堂やレストランがあり朝9時から開いている店もあるため、早めに着いても困らない。ただ、日曜日はお休みの店もあるため調べてから行くとよいだろう。
東京の離島で、絶品グルメを開拓してみてはいかがだろうか?
【一峰】
住所 東京都大島町岡田5
営業時間 10:00~15:00 (船が岡田港使用の時のみ営業)
(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)