犬の名が「ネコ」?ペットに他の動物の名前をつける割合は…
ペットを飼うとき、猫といえば「タマ」や「ミケ」、犬なら「ポチ」「シロ」といった名前がかつては代表格だったが、昨今はかわいらしい名づけのバリエーションが広がっている。
しかし、世の中には一風変わったネーミングをする飼い主がいるらしい。
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■「別の動物」の名前をつける人が2、30代では1割以上
どう見ても犬なのに「カメ」、猫に「イルカ」などまったく違い生き物の名前をつけた経験について、ペットを飼った経験のある全国20〜60代の男女409名に調査したところ…
2、30代では1割以上が、愛するペットを他の動物の名前で呼んでいたことが明らかに。さらに、高学歴な人、出世が早い層では、このヘンテコな名づけ方が2割を上回った。
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■実録! なぜ他の動物の名前なの?
しらべぇ取材班は、それぞれの種類らしくない「他の動物の名前」をつけたペットをかわいがっている人との接触に成功。事情や理由について聞いてみた。
①ネコ派の彼氏をだますために…
「同棲してる彼はネコ派、私は犬が好きなのですが、『そろそろペットでも飼おうか』という話に。当然、彼はネコを飼いたがるけど、私は懐かなそうだから絶対イヤ。
そこで、『犬を飼って、ネコって名前にしようよ!』と強引に説得したんです。だから、うちの犬は名前だけ『ネコ』。彼氏がいまいち納得いってなそうなのがムカつくんですけど、間違ってないですよね?」(30代・女性)
②好きな動物は飼えないから…
「本当は動物の中でパンダがいちばん好きなのですが、絶対飼えない。だから、黒白でいかにもパンダっぽい色のネコをもらってきて、『パンダ』って名前をつけました。
ジャイアントパンダって漢字だと『大熊猫』と書くので、ある意味、ネコ。ちょっとだけ夢がかなった気分です」(20代・女性)
名前ひとつにもさまざまな背景があるとわかった今回の調査。街で犬に向かって「ネコちゃん!」と呼びかけている人を見かけても、おかしな人ではない可能性があるので、生温かい目で見守ろう。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:ペット飼育経験のある全国20代~60代男女409名