これぞ下町の味!砂町商店街の焼鳥屋「肉の中島」が面白い
たびたびテレビでも紹介される、江東区にある有名な商店街といえば「砂町銀座」だ。美味しい下町グルメがたくさんある商店街として知られているが、砂町銀座でもっとも多いお店がその場で食べられる焼き鳥屋。
ショッピングモール「アリオ北砂」の方から砂町銀座商店街に入ってすぐにある「肉の中島」では、種類豊富な焼き鳥を安価にいただくことができる。
休日には行列ができており、ねぎまやぼんじりなどのスタンダードなものから、アスパラの肉巻きや鳥にんにく串などの変わり種まで、それぞれ好みの焼き鳥を味わう人も。
システムとしてはまず皿を取って食べたい焼鳥を自分で選び、お会計をする。すると店の後ろにある電子レンジで温めてくれるので、それをその場で食べればOKというワケだ。
記者は『ねぎま』、『つくね』、『鳥にんにく』、『アスパラの肉巻き』、『ささみ梅』の5種類を注文。気になるお味はというと、温め直しなのでそこまで激ウマというワケではないのだが、商店街の雰囲気を合わせるとなかなかノスタルジックでいい感じ。
塩よりもタレのほうが温めたときに香りが立つので、タレ中心に攻めると幸せになれるかもしれない。また、ささみなどの脂が少ないものより、つくねや鳥にんにくなどやや脂が多かったり柔らかいもののほうが美味しい。
これから砂町銀座のグルメを食べつくすぞ! と勢いを付けるには、ちょうど良いお店である。ちなみに逆側にある焼鳥店は味も値段も最強だったのだが、そちらはまた別の機会にお話しすることにしよう。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)