小学校のクラスで一番頭がよかった人は結局、何になってる?

2016/02/17 07:00

©iStock.com/jsafariman
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小中高の卒業式シーズンまであとひと月。街角で流れる卒業ソングを聞けば、大人でもついつい懐かしい気持ちになることだろう。

時には感傷に浸って「あいつ、今頃何やってるのかなあ」などと思っても、卒業してしまうと疎遠になって会っていないことも多く、近況がわからないこともある。

たとえば、『小学校の時、クラスで一番頭が良かった彼、彼女』はその後、どうなったのだろうか?



 

■覚えていないことも多かった

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しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1654人にアンケート調査を行ったところ、「小学校の時、クラスで一番頭の良かった人を覚えている」と答えたのは323人で全体の19.5%。

高校生などと違い、まず小学生の時の同級生は『覚えていること』自体がひとつのハードルのようだ。


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■もっとも多かったのはあの職業?

「覚えている」と答えた人の主な回答を、年代別で見てみよう。

・20代

「東京大学に通っている」

「医者」

「司法書士になった」

「成人式で見たら、美容師になっていて、髪を染め、髪型がお洒落になっていたが、 似合っていなくて、カッコイイと思っていたのは何でだろうと思った」


・30代

「最高裁判所の事務職で働いている」

「学校に戻ってOBやっています。または塾講師など、かなり平凡な生き方を選んでいるようです」

「公務員」

「官僚」

「今現在、フリーター」

・40代

「医者になっている」

「電力会社の所長」

「NASAで働いているという噂を聞きました」

「国連の職員です」


・50代

「若くして亡くなった」

「東大卒業後、NHKで大活躍しています」

「幸せな結婚をして元気に暮らしています」

「大学の教授」


・60代

「上級公務員となり不無事定年を迎えた」

「大学に行って、重役になった」

「結婚してふつうの主婦に成っている」

「宗教の奴隷になっている」

「東京大学を卒業して、高級官僚に成り天下っている」

「警察庁長官」


全年代に存在したのは、「医者」という回答。今も昔も、勉強のできる優等生は医者を目指すことが多いようだ。

他に多かった回答をまとめると「大学教授」「一流企業に就職」「弁護士や税理士などの士業」「国連やNASAなど、海外を拠点に活躍」など。いずれも優秀な知能、学歴がないと就けない仕事だ。

その後の人生で挫折を味わっている人もいるものの、比較的少数にとどまった。


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■成績が良くても昔の女性は…

一方、年代ごとの違いも興味深い。若年層では「クラスで一番頭のよかった女性が社会に出て活躍している」話も多く見られた。

一方、50代・60代になるにつれ「結婚して普通に主婦になった」など、昔ながらの幸せを手にしていることが多かったのだ。

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

調qzoo査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月20日~2015年12月24日
 
対象:クラスで頭が一番良かった人を覚えている全国20代~60代の男女323名

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