Twitter名物?「痛リプおじさん」のウザすぎる生態とは
先日、Facebookにおける「痛メッセおじさん」の調査を行ったところ大変反響が大きく、「Twitterにもいるよね」「Twitterでも調査してほしい」という声があった。
そこでしらべぇ編集部では、Twitterにおける「痛リプ(=リプライ)おじさん」の特徴や、どのような理由で「痛い」と思われるのか、実際に「痛リプ」を受け取ったことがあるという人へ取材を行った。
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■特徴①自己満ツッコミ系
「勝手に自分語り始めちゃう感じが気持ち悪い。長文な傾向があるのもイライラポイント。そもそもあなた誰ですかって思う時や、元のツイートよく読んで…という感じの内容が多い」(20代・男性)
その前のつぶやきで述べていることを質問されたり、ツッコまれるという。またこのケースでは、内輪ネタに一般論でツッコミを入れられている場合も。
公開アカウントにおける「内輪ネタ」の使い方には、デジタルネイティブ世代とおじさまとの間に感覚のギャップがあるのかもしれない。
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■特徴②宛先間違い系
「お互いフォローをしていない『フォロー外』から、イヤミや反論のようなリプが来るとイラッとします。しかもリツイートをした内容について言われても、発言元ではないからわかりませんって感じで…」(20代・女性)
彼女が受け取った「痛リプ」を見せてもらうと、リツイートした元のツイートに対する意見や感想を彼女にリプライしているものだった。
明らかな悪意や理不尽さがあれば「クソリプ」だが、「痛リプ」の場合、親切心や正義感から生まれているように見受けられる。その気持ちは「おせっかい」ではないか、送信する前にひと呼吸おいて考えたい。
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■特徴③恋愛工学かぶれ系
「教師風というか、親風というか…すごく『上から』モノを言われることがあります。もちろん年齢的には『人生の先輩』ですし、へりくだってほしいわけではないけれど、いくら年下相手でも赤の他人に取る態度ではない」(20代・女性)
実際のリプライを一部改変してサンプル作成したいとお願いしたところ、本人に知られたら支障が出るとのことでNGだった。
記者が見せてもらった範囲では、自分の知識をひけらかしているように読めたり、あるいは自分の経験談や教訓を押し付けられたように感じられる傾向がある。
前出の男性曰く、そういうおじさんには藤沢数希氏の『恋愛工学』的な思想に影響を受けた「自分が優位に立ちたい気持ち」がうかがえるという。
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■そのリプライ、大丈夫?!
どうしたら「痛い」と思われるリプライを送らずに済むのか。送信前に考えたいポイントとしては「直近のツイートを踏まえた内容か」「おせっかいではないか」「相手の気持ちに沿っているか」の3点。
もし迷ったら、一度文字を打つ手を止めて流れるタイムラインを俯瞰してみると、冷静に考えられるかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・原田真帆)