『圧迫面接で喧嘩に発展』した人の話がとても痛快

2016/02/20 16:00

©iStock.com/KatarzynaBialasiewicz
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学生の将来を決める就職活動。現在合同説明会やセミナーが開かれており、すでに活動をスタートさせている学生も多い。成功の鍵となるのは、やはり面接だろう。

最近は減少していると言われるが、わざと面接に訪れた学生を怒らせるような質問をする「圧迫面接」を行っている会社もまだ存在している模様だ。

正社員になることが難しい現代では転職活動の際に、落とすことを前提としているとしか思えない圧迫面接を受けるケースもある。

https://twitter.com/osanpopopopo/status/555028267262939137

中には面接官と喧嘩になり、怒りのまま帰宅した人もいるらしい。


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■圧迫面接で面接官と喧嘩になったことがある?

そこでしらべぇ編集部が全国の男女に面接官と喧嘩になったことがあるか聞いてみた。

無題

結果、もっとも喧嘩したことがあるのは30代男性の11.8%で、他の世代と比較すると2%程度数字が高いことが判明。

30代は中盤から後半を中心にバブル崩壊の煽りを受け、就職の際氷河期となっていただけに、圧迫面接に遭遇することも多かったのかも。


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■実際に圧迫面接に遭遇した人に聞いてみると…

実際に圧迫面接に遭遇した人に聞いてみると…

「転職の際にある新聞会社に行ったのですが、『希望年収、高すぎるんじゃないの』、『あんたになにができるの』などとチクチク言われたので頭にきて『こんな会社誰が入るか』と怒鳴って言い合いになってしまいました。そんな会社に行ってもすぐやめてしまいそうなので入らなくて良かったです」(30代男性)

「志望動機を言ったあと、『それはうちの会社じゃなくても良いんじゃないですか? 』と嫌味を言われた。さらに趣味を聞かれて野球観戦と答えたら『それはうちの会社の業務とは関係ないねえ』と言われ頭にきて、『そんな否定的なことを言っても仕方ないので、前向きにこれからのことを考えてほしいです』とキレ気味に言ったら、なぜか受かりました。もちろん、行かなかったのですが」(30代女性)


「詳細な言葉までは覚えていないけど、言葉づかいが乱暴ですごく態度が大きかったのは覚えています。入りたかった会社なので適当に笑って流し、歯の浮くようなセリフで乗りきったあと、大学に報告を入れました。結局合格して4月に入社してみたら、当時の面接官は以前からも評判が悪かったみたいで、異動になっていました」 (30代男性)

圧迫面接は一般的にストレス耐性やクレームを受けた際に上手く対応できる素養があるか否かをみるために行われているようだが、今も昔も受ける側の評判は最悪だ。

最近はネットの普及で圧迫面接を行う企業名が公にでてしまい、会社のイメージを損なうケースもある。企業側も学生や求職者を通じてネガティブな話題を出されてしまうデメリットがあることを認識したほうがよさそうだ。

(文・取材/しらべえ編集部・佐藤 俊治

qzoo

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年1月20日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の男女1340名

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