インドネシアの小学校教材に「キムタク」が登場!?

2016/02/21 17:00

その解散騒動で、世間を震撼させたSMAP。なかでも、「キムタク」こと、木村拓哉を知らない人はもはや日本にいないだろう。

そんな日本を代表するアイドルは、なんと遠く離れた東南アジアの一国、インドネシアの小学生向け教材に登場していたらしい


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■選択肢の一つが「Kimu Taku」

その問題がこちら。実際のインドネシアの小学生向けの教材を撮ったものだ。

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確かに、選択肢のひとつに「Kimu Taku」の文字。一体、この問題はどのような問題なのであろうか。

じつは、インドネシア語で書かれたこの問題では、日本の国歌が問われている。つまり、正解はDの「Kimigayo(君が代)」。「Kizarasu」の意味は分からないが、「Kimono(着物)」といった選択肢も見られる。

着物といった日本の伝統的な文化と並べられ、選択肢に出されているのは、さすがはキムタクといったところであろうか。

ちなみに、なぜインドネシアの小学校で、日本の国歌に関する問題が出ているのか、疑問に感じた人も多いだろう。その理由は、歴史にある。かつてインドネシアが日本に占領されていた歴史から、日本について学ぶ機会が多いというものだ。


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■その他の日本のアイドルも大人気!

そうした占領の歴史もある一方で、インドネシアの若者の間で、SMAP以外にも日本のアイドルは人気を博している。とりわけ、人気なのはJKT48。インドネシアで活躍する、AKB48の姉妹グループだ。

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首都のジャカルタには劇場があり、その他テレビCMなどでも見かけることが増えた。また、JKT48のシールは、現地で売られているポッキーのおまけにもなっていた。

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■アイドル以外も広がっている

他にも、日本でもヒットした『花より男子』などテレビドラマも、若い女子の間で流行った。テレビドラマの影響から、ファンになったという人も多いだろう。

さらに歌手では、ラルクアンシエルがかつてジャカルタで公演を行った際に1万人以上が集うなど、熱狂的なファンも少なくない。また、お笑いコンビCOWCOWの「当たり前体操」がインドネシアで流行したのは、有名な話である。

世界に広がる日本の文化は、アニメ、マンガに留まらず、アイドルまで。「日本のアイドル=世界のアイドル」になる日も、遠くないのかもしれない。

(文・取材/しらべぇ編集部・じゅんぺい

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