「星座占いvs血液型」日本人が信じるのはどっち?
雑誌やテレビの情報番組に必ずと言っていいほど見かける「占いコーナー」。占いの対象は、手相や名前の画数などさまざまだが、日本でとりわけメジャーなのは「血液型」と「十二星座」。
お酒の席などで、「血液型は?」「星座は何座?」といった話題になることも多い。このテの話題が苦手な人は辟易するときもあるだろう。
そこで、しらべぇ取材班は日本人が愛するこのふたつの占い、「血液型vs星座」の人気度を調べてみることにした。
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■「血液型」支持派が「星座」の約2倍
全国20〜60代の男女1332名に調査したところ、もっとも多かったのは「どちらも信じない」で半数を超えたが、血液型占いを支持した人が 星座占いのおよそ2倍。
4つの血液型がバランスよく存在するため世界でも珍しく普及している血液型別の性格診断のほうが、西洋占星術をもとにした星座占いよりも日本人の肌感覚には合っているらしい。
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■高齢ほど「血液型」を信じる
「どちらも信じない」とした人を除いた「星座vs血液型」の人気度を年代別に見てみると…
20代ではほぼ拮抗するのに対して、年齢があがるとじょじょに血液型派が増え、60代では8割を血液型支持が占めた。「血液型が性格などに関係する」というイメージは高齢層に強く刷り込まれていることが伺える。
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■調査結果ではほぼ見られない「血液型による差」
しらべぇではこれまで数万件におよぶ調査を実施してきたが、血液型によって回答に大きな差が出ることはかなり少ない。
たとえば、「仕事で言い訳されるとムカつく?」という質問に対して、血液型別ではもっとも多かったB型と最下位O型の差はおよそ4ポイント。
しかし、生まれた星座別では差が開くことのほうが多く、トップの射手座と最下位の獅子座では15ポイントの違いが。にもかかわらず日本人が血液型占いを信じてしまうのは、なぜなのだろうか…?
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,332名