厚切りジェイソンが日本人の勘違いを指摘!該当者は4割も
21日に厚切りジェイソンがTwitter上で発言したコメントが、ネットで話題となっている。
https://twitter.com/atsugirijason/status/701399421272121344
厚切りは「日本では『異なる意見=相手嫌い』という勘違いが残念だな」と、日本人に比較的多く見られるかもしれない部分を指摘したのだ。
■異なる意見の人は嫌い…4割が「そう思う」
そこで、しらべぇがアンケートサイト「マインドソナー」を使って調査をしてみたところ、「異なる意見をしてきた人を嫌いだと思った」という人は全体で4割にものぼっていた。
厚切りの発言に対しては、Twitter上でもユーザーがさまざまな反応をしている。
色んな意見があるし、その人それぞれの考え方があるでしょう。
結局のところ厚切りジェイソンさんがツイートしていましたが「異なる意見=相手が嫌い」という世の中に、ガッカリします。— 酉5e (@aro_tori) February 23, 2016
https://twitter.com/v8cnehkay25e2zr/status/702130121537290241
中には、厚切りの意見が「勘違い」だと指摘する人も見受けられた。
https://twitter.com/Juliapple0917/status/702126364409753600
日本人だからというより「人によって違う」「国の問題ではない」と感じる人もいたようで、「日本人」とひとくくりにされることに嫌悪感を抱いた人も少なくはない。
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■帰国子女が経験した日本の学校での温度差
編集部では帰国子女だという30代女性に、高校時代に日本の学校で感じた温度差について話を聞くことに。
「高校生のころ、人と違うことを意見する機会が多く先生に感心されていました。4年ほど海外の学校にいたのもあり、自分の考えを人にハッキリ伝えることも身についていたんです。
クラスでは目立つ存在になっていたし、おもしろがって寄ってきてくれる子もいましたが、中には明らかに嫌な顔をする子も…。当時、生意気なことを言っていたかもしれませんが、今思えば私がチヤホヤされることに嫉妬心を抱いていたのではないかとも思います。
社会に出てもそうですが、プライドの高い人ほど違う意見を述べた際に一方的に反論してくる傾向があるかも。逆にそうした意見を受け入れ、議論を交わしてくれる人とは、今でもいい関係で仕事ができています」
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■異なる意見=いい意見?
他にも、次のように問題を自覚する20代の女性もいる。
「違う意見を言う人の中には、『何を言っているの?』と思うような人もいます。互いに議論を深めて理解できればいいコミュニケーションが生まれるのでしょうが、自分の意見がないからかうまくできないんです。結局、コミュニケーションするのを諦めて、その人の本心を理解できないうちに『苦手な人』と認定してしまうのかも」
このように、「異なる意見」が必ずしも「いい意見」だとは限らないこともあるだろう。厚切りが指摘した日本人の問題点は、コミュニケーションの仕方で解決できるものなのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)