学生の頃は誤解していた『仕事人間』の意外な実態6選
4月を一か月後に控え、春も間近となった季節。就職を控えた学生たちも、気が引き締まってきた頃だろうか。
「会社ってどんな感じだろう?」「お金に余裕出るのかな」など、色々と思い浮かべるかもしれないが、実際に社会に出てみると、想像と違うことも多い。
たとえば、どこの会社にもひとりはいる『仕事人間』という人々。どうやら、学生が考える姿とは、少し違うようなのだ。しらべぇでは「仕事人間を上司に持ったことがある」人々に、仕事人間の特徴を聞いた。
①とても苦しそうに仕事をしている
「学生の頃は、仕事人間の人って『仕事大好き楽しい!』って人なんだと思ってた。でも実際、口癖が『消えたい…』とか『失踪したい…』とかで、かなり苦しそうに仕事をしていた」(20代・男性)
②でも仕事は基本断らない
「辛そうに仕事をしているのに、来た仕事はほとんど断らない。『どこにそのリソースがあるの?』っていう。なお、自分たちが命削ってがんばっても、給与は全体に還元されてた模様」(20代・女性)
③メールの返信が遅れると「死んだ…?」と心配される
「モーレツ仕事マンの上司(40代・男性)は、深夜の3時でも十秒後には『既読』がつくような人。ある日、朝に送ったメッセが午後になっても開封されないので『もしや、これは…』と思ったが、珍しく熟睡していただけだった。
後日、その話を同期に話したら、同じように死の心配をしたことがあったことが発覚」(30代・男性)
④リアルに「死の恐怖」を感じるレベルの体の不調がある
「以前の上司(20代・女性)は、仕事のために生きているような人。ある時、契約社員が致命的なミスをおかしていたことが分かった時、『クソが! なんでみんな私の足を引っ張るんだよ!』と叫んだかと思うと、胸をおさえて倒れた。
幸いストレス性のもので命に別状はなかったけど、会議室の外へ僕が足を引っ張って運ぶことになり、笑い者になっていた」(20代・男性)
⑤自分の生み出したものが大好き
「『もうすべてを捨てて逃げ去りたい…』と言っている上司。Facebookで検索してみたら、『自分の作った作品が好きすぎて泣きそう…』と、深夜に何度も投稿していた。社畜の闇を感じた」
⑥自分のことを仕事人間だと思っていない
「以前勤めていたところの男性上司(40代)は休日出勤常連組の人。奥さんからは『仕事と家庭、どっちが大事なの?』と言われたら、『お前らを養うために働いているんだろ! 働きたくて働いてる訳じゃないわ!』と言ったらしい。自己認識は違うものなんだと感じた」
4月から新社会人になる人はとくに、覚えておくといいかもしれない。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)