『ひな祭り』はなじみが薄い? 人形を飾る人はわずか…
女の子の成長を祝うための行事として知られているが、ひな人形を飾ってお祝いをしている人はどれほどいるのだろうか。
2016/03/03 06:00
3月3日は『ひな祭』。桃の節句というだけあって、春の訪れを知らせる行事のひとつだ。女の子の成長を祝うための行事として知られているが、ひな人形を飾ってお祝いをしている人はどれほどいるのだろう?
しらべぇでは、全国20代〜60代の「女の子の子供がいる男女」448名を対象に調査をしてみた。
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■ひな人形を出してお祝い…3割程度にとどまる
女の子がいても、ひな人形を飾ってお祝いをしている人は全体で約3割程度しかいないと判明。日本の代表的なお祝いごとであるにもかかわらず、今の日本人にとって馴染みの薄いものになってしまったのだろうか?
経験者はわかるだろうが、すべて飾ろうとすると準備にかなりの時間を要する。そうした手間もあってか、わざわざ飾ろうと思わない人もいるのかもしれない。
また、ものによっては非常に高価な人形もあるため、簡単に手が出せない事情もありそうだ。
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■『ひな祭り』は平安時代の貴族のおままごと
『ひな祭り』の由来をご存知だろうか? これはもともと、穢れをはらう季節の行事だった。
日本では古くから、紙でつくった人形に厄を背負わせ川に流す「流し雛」を行っており、それが平安時代に貴族のおままごと遊びとして進化したとも言われている。
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■ひな人形を放置すると婚期が遅れる!?
ひな人形を飾る際に知っておきたい豆知識としては、『ひな祭り』が終わったあと、そのまま人形を飾っていると「婚期が遅れる」との言い伝えがあること。
なんでも、不幸を背負い込んだひな人形を長い間置いておくと、不幸がまた戻ってくるそうなのだ。1日過ぎるごとに婚期が1年遅れるとも言われているので、飾る際には注意したい。
とはいえ、お嫁に出た後でも毎年飾っていいものなので、成人女性も楽しんでみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の女の子の子供がいる男女448名