健康優良児5人に聞いた『新陳代謝が良すぎるデメリット』5選
2016/03/03 17:30
我々の体は日々、生まれ変わりながら生命を保っている。「古くなって細胞が死んでいく一方、新しい細胞が分裂・増殖」する、新陳代謝と呼ばれるこの働きは、きれいな髪や肌を保つのには不可欠だ。
新陳代謝を高めることで健康な体を作ろうとする人もいるようだが、何事もほどほどがいいのも事実なようで、「新陳代謝が良すぎて困っている」と語る人もいるらしい。
しらべぇ編集部では該当する20代~30代の男性5人にその悩みを聞いた。
①ちょっとしたことでもとにかく汗をかく
「高校生の時にマラソンにハマった時から汗の量がとにかく多い。痩せがたなのに、駅まで歩いただけでも体が熱を帯びてしまう。冬でも汗ダラダラなので、2月でも扇風機は必須。でも、3年前に開始した筋トレのせいで、汗っかきに磨きがかかっている気がする」(20代・男性)
②爪がすぐ伸びるので3日に1回は切る必要アリ
「笑い話じゃなく、爪が伸びるスピードが早い。3日に1回、多い時で2日に1回切らないと、白い部分に垢がたまってキモくなってしまう」(30代・男性)
③髪もすぐ伸びるので美容院代がかかりすぎる
「どれだけ短く切っても、一カ月で元通り。二カ月経てばぼっさぼさに。結果、短髪を諦めてずっとミディアムのパーマにしています」(20代・男性)
④平熱が高いせいで微熱と診断される
「平熱は37度2分。はじめて行った病院では、予防接種の時に微熱と診断されてワクチンを断られた経験があります」(20代・男性)
⑤病気なのか真剣に悩む
「あまりにも汗が出るもんだから、心配になって病院で検査してもらったことがあります。結果、異常なし。体質なのだとわかりほっとしましたが、一生これで生きていくのも…」(30代・男性)
■新陳代謝と基礎代謝の違いとは?
なお、誤解されがちだが新陳代謝と基礎代謝は別物。基礎代謝は生命活動を維持するために最低限必要なエネルギーのことである。
どちらも加齢とともに下がっていき、「規則正しい生活リズム」「バランスの良い食事」「睡眠」「ストレスのないこと」で改善されていくものだが、「太りにくい体を作る」という文脈では、新陳代謝より基礎代謝のほうがふさわしいだろう。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)